百々爺の姦計 妖怪大裁判…18 ページ28
ねずみ男「な、何だよ。まだ責めようってのか?俺と居るとお前らまで裏切り者扱いされっぞ」
A「ねずみ男、何か勘違いしてない?」
ねずみ男「は?勘違いって何をだよ?」
A「私言ったよね?今回の事、ねずみ男にも感謝してるって…」
鬼太郎「それに僕もAもお前の性格知ってるから今更、裏切り者だっていつまでも怒る訳無いだろ?でもその代わり、ねずみ男には何か奢って貰おうかな」
2人の優しい言葉にねずみ男は肩を震わせる
ねずみ男「くっ…い、今になってケツが痛ぇぜ」
A「ふふっ…じゃあ鬼太郎の家に行って手当てしようか!私、先に行ってるね」
Aはそう言い笑顔で走って行った
ねずみ男「っ…あ?でも待てよ?感謝って…俺何かしたか?」
鬼太郎「Aは今回の事件が何者かの仕業だと感じていたのかもしれない…だから負ける事が分かっていた裁判でもワザと悪い方向へ傾ける必要があった」
ねずみ男「なー、鬼太郎。最近、Aの奴…どうも様子がおかしいんだよな。やたら感情的になる事が多いって言うか凄く冷めてるっていうか…」
ねずみ男の言葉を聞き鬼太郎はゆっくりと口を開ける
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年2月2日 13時