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百々爺の姦計 妖怪大裁判…10 ページ20

人間が現れ妖怪達が驚き騒つく

猫娘「大天狗様!妖怪大裁判で人間が証人として認められる筈がありません!」
百々爺「犬山まなはゲゲゲの森に出入りを許された唯一の人間です。証人資格は十分にあると考えます」

大天狗「ゲゲゲの森に出入り出来るならば証人として認められよう」


証人として認められ、まなが証人席に立たされる

百々爺「貴方と被告の関係は?」
まな「…友達です」
百々爺「被告が妖怪を抹殺のを見た事がありますか?」
まな「…抹殺って?」
百々爺「この世から肉体を消滅させる事です。貴方は見た事があるんじゃないですか?」


百々爺の尋問にまなの目は明らかに泳いでいた

まな「っ…鬼太郎は何も悪くない!」
大天狗「「はい」か「いいえ」で答えよ」

まなは如何したら良いのか分からずAを見つめると頷かれ、はいと答える

百々爺「お聞きになりましたか?被告は大胆にも人間の目の前で我らの仲間を抹殺したんです」
まな「鬼太郎は人間を守ろうとしただけよ!」
百々爺「人間を守る為に妖怪を抹殺した…そう言うんですね?」


鬼太郎を庇う様な発言をしてもそれが返って不利な証言になっていると気付くまな


そして傍聴席に居た妖怪達が鬼太郎を裏切り者だと叫び、妖怪達から出ている邪悪な気が流れ込み…それを密かに吸収する名無し

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年2月2日 13時

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