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百々爺の姦計 妖怪大裁判…3 ページ13

まな「えぇー!既読も付いてない、完全スルー!明日遊びに行こうと思ってたのに…Aと猫姉さん、忙しいのかな?」








Aは古文書で過去の裁判記録に目を通していた

A「…」


読み耽っていたAは小次郎やねずみ男達の言葉を頭から離れず、違和感があり過ぎて焦るどころか冷静そのものだった



ーーー


小次郎「ゲゲゲの鬼太郎。


貴方には一つ目小僧への抹殺罪で逮捕状が出ています」




猫娘「抹殺罪って確かもう何百年も適応されてない有名無実の罪でしょ?」



ねずみ男「今まで鬼太郎がどれだけ妖怪をやっつけたと思う?




今回の逮捕は名目で本当はそっちを追求したいんじゃねーのか?」




砂かけ「妖怪大裁判なんぞこの100年開かれてない筈」





猫娘「誰かのでっち上げよ!」




ーーー

A「(…何故100年も開かれてない妖怪大裁判で鬼太郎が抹殺罪の法廷が開かれるのか…

もし鬼太郎が有罪だったとしても如何して私には罪が掛けられていないのか…



もし、誰かが仕組んでいたとしたら…この裁判は……


成る程…そう言う事…)



「A…?」



っ!ぁ…猫娘」

考え過ぎて猫娘が差し入れを持って来た事にも気付かず、声を掛けられると体がビクッと反応し、猫娘を見つめ、本を閉じる

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年2月2日 13時

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