怪事!化け草履の乱…5&続編移行 ページ50
ねずみ男「如何いう事だ!あれ程言っただろ!?」
ねずみ男は懐中電灯の付喪神を指を指し、他の付喪神達もジト目で見つめる
ーーー
警察「其処の懐中電灯!止まりなさーい!!
…懐中電灯!!?」
「うわぁぁぁ!!東京まで後、100キロぉぉぉ!!?」
ーーー
「…どうせお前だろ?」
懐中電灯は化け草履に罪をなすり付ける
ねずみ男「嫌お前に言ったんだよ!…はぁ。良いか?此処に戻って来る時は慎重に動け。返事!」
「「「はい!」」」
ねずみ男「…あ?オメェら前より数減ってないか?」
明らかに付喪神の数が減っていた
化け草履「……ねずみ男、湯のみの届け先を教えてくれ!俺、ちょっと行って見てくる!」
化け草履はコッソリと湯のみの届け先へ行く
化け草履「おい大丈夫か?助けに来たんだ!」
「お前…」
化け草履「行こう!」
「ごめん…俺此処に残る事にしたんだ」
湯のみの発言に驚く化け草履
「此処の家の人、俺の事を只の飾りじゃなくて湯のみとして使ってくれるんだ…」
其処へ家の家主が現れ湯のみにお茶を入れ飲む姿が化け草履の瞳に映る
「すまねぇ…やっぱり人に使って貰うと嬉しいんだ」
化け草履はショックを受け涙を流しながらその場から立ち去って行った
ーーー
区切りが良いので続編移行しまーす!(`・ω・´)
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年1月7日 21時