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怪事!化け草履の乱…3 ページ48

化け草履「そんな…」
ねずみ男「オメェらは化けて出る程悲しかったかもしれねーが…ま、俺から言わせればコレが人間って生き物なのさ」

勇夫の悪口を言い付喪神達は怒り出すがねずみ男は未だに余裕そうな顔をしていた

ねずみ男「まーまー落ち着け。オメェ達の悲しみは同じ妖怪としてよーく分かる!其処で如何だろう?諸君。俺と一緒に人間共に一泡吹かせてやらねーか?俺達が居れば百人力だ!」

付喪神達はねずみ男にまんまと乗せられてしまい話になってしまった


化け草履(勇夫…いや、人間達がそんなに身勝手な奴等なのかこの目で確かめてやる!)


其処でねずみ男が始めた商売というのはネットのフリーマーケットサイトで付喪神達をあらゆる詳細で出品し、買った者の所から夜中こっそり逃げてくるというものだった


多くはないが付喪神達が逃げて帰ってくるお陰で永久にねずみ男の所に金が入ってくる

「ねずみ男さん!」
ねずみ男「お?如何した?」
「こいつも付いて来たいって言うんで連れて来ました」

懐中電灯の付喪神が新しい定規の付喪神を連れて来て、新しく定規の付喪神が加わる

ねずみ男「おう!良い夢見ようぜ!人間の事は忘れろ…彼奴らは物を大切にしねー。家に3本あった定規が2本になっても気づかねー。それにひきかえお前らは偉い!人間の役に立つ様に文句も言わず黙々と使われる…お前らの無力さに俺は涙が出るぜ!」

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年1月7日 21時

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