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終極の譚歌 さら小僧…7 ページ41

さら小僧は邪魔するな!と皿を投げて来て…その皿が光に反射し眩しさのあまりAと鬼太郎は目を閉じてしまい、その隙を取られさら小僧に首を締め上げられ、その拍子に傘を落とす

さら小僧「俺に刃向かう奴は容赦しねー!」
A「っう…ぁ…うぅ…き、狐火」

Aは狐火を出しいろんな方角へ飛び、その狐火がさら小僧の背中に当たりAと鬼太郎を解放した

鬼太郎「っ…霊毛ちゃんちゃんこ!!」

鬼太郎がちゃんちゃんこを投げさら小僧を縛り付けた

ねずみ男「おぉ!流石はAと鬼太郎!」

喜んだのも束の間底無し沼だという事も忘れ、一気に体が沈むとねずみ男とイサムの声が響き渡る



その後、ねずみ男とイサムを助けタオルで顔を拭く

イサム「いやー助かりました。Aさん、鬼太郎さん」
鬼太郎「イサムさん…」
イサム「はい?」
鬼太郎「勘違いしないで下さい」

安心したイサムを鬼太郎の言葉が強く重く耳に入る

イサム「は…?」

A「貴方を助けたのは貴方の奥さんに頼まれたからです。妖怪の…さら小僧の歌を盗んだ貴方が悪いという事に何も変わりありません」

Aがキツめに言い放ち、止んだ雨が降り注ぎ落ちた傘を拾い差す

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年1月7日 21時

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