終極の譚歌 さら小僧…6 ページ40
雨が降る中Aと鬼太郎は1つの傘を差し、妻が頭を下げた
妻「主人を助けて下さい。お願い致します」
鬼太郎「分かりました…ただし」
妻「え?」
A「あの人は私や鬼太郎の忠告を聞きませんでした…手遅れだとしても」
傘の影で表情が見えなかったが、クイッと少しだけ傘が上がりAの瞳に光が差し…怖い目をして見つめていた
A「如何する事も出来ません」
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ねずみ男「さら小僧先生!ノルマの1万枚完了しました」
さら小僧「そうか。助かったよ…それじゃあ」
さら小僧はねずみ男とイサムを檻の中に閉じ込めた
ねずみ男「お、おい!ちょっと!」
イサム「如何いう事なんです!?」
さら小僧「皿を1万枚洗えとは言ったが洗ったら許してやると言った覚えはねー!」
イサム「そ、そんな…」
ねずみ男「チクショー!騙しやがったな!?」
さら小僧「うるせー!俺をコケにしたお前らを許す訳ねーだろ!!」
さら小僧は底無し沼まで蹴りを入れた
さら小僧「俺を怒らせた事を後悔して…あの世に行け!」
ねずみ男、イサム「「そんな…!」」
其処へ、鬼太郎とAがやって来て…鬼太郎が傘の水をバシッと払う音が響く
鬼太郎「そのくらいで許してやってくれないか?」
さら小僧「何だお前ら!」
ねずみ男「おー!A、鬼太郎!」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年1月7日 21時