雪女純白恋愛白書…10 ページ27
俊がゆきの名を呼ぶと、悲しげな顔をしてその場から逃げるゆき
A「ゆき!」
俊「違うんだゆき!これはねずみ男さんに如何してもって頼まれて…」
「行かないで!お願い…」
俊「ごめんなさい…やっぱり俺は彼女で無いと駄目なんです!!」
女性の手を振り払いゆきを追う俊を怖い顔で睨む女性
そしてゆきは、誰もいない屋根付きのベンチに掛け走り座る…すると追って来たAと猫娘、まな
ゆき「私…ずっと自分の気持ちが良く分からなかった…でも、今やっと分かりました。私あの人の事が大っ嫌いです!!」
ゆきの瞳には涙が溜まっており目を開くA
ゆき「さっきあの人を見た瞬間、ココ(胸)がギュッと掴まれたみたいに苦しくなって…いてもたってもいられなくなった!こんなのは初めてです!!こんなに誰かを嫌いになったのは!!」
A「…(あれ…この気持ちって)」
ゆきを探していた俊…すると追って来た女性は本性を現し、妖怪・沼御前の姿となり俊を襲いかかり、近くに居たカップルも逃げ出す
鬼太郎はその頃恋愛ゲームの大詰めを迎えていたが、鴉がやって来て俊が沼御前に襲われていると知らせに来てくれた
Aはゆっくりとゆきに歩み寄り、膝をつきゆきの手を優しく握る
A「ゆき、その気持ちはね…嫉妬だと思う。俊さんが大事な人だから思う気持ちだよ」
ゆき「っ!嫉妬なんてそんな気持ち私は知りません!コレはそんなんじゃ…!!」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年1月7日 21時