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雪女純白恋愛白書…8 ページ25

母「人間の男はロクでもない愚かな生き物です!近づいたら酷い目に合います!!」
ゆき「ロクでも無い愚か…」

俊の酷い言葉や行動に対して母に言い返せないゆき。すると吹雪が止む

母「大体私達は冬の間しか人間界に居られないのです。それに人間と妖怪ではその寿命も全く違う…分かり合う事など出来ませんよ。分かりましたね?」
ゆき「はい…でもお父様は…」


母「分かりましたね!!?」


有無を言わせないと言う様に吹雪を降らせ、鬼の様な顔をする母にやや押され気味ではい…と返事をするゆき




そして、街灯でショックと反省で座り込む俊…そこへ母の言いつけ通りやって来たゆきに嬉しそうに近寄る俊

ゆき「私達お別れしましょう」
俊「え?な、何故だゆき!さっきの事なら謝る!この通りだ…!!だけど信じて欲しい…俺の愛は本物だ!」

ゆきの手を取る俊…だが明らかに冷たい目で俊を見つめるゆき

ゆき「私は冬の間しか人間界に居られないのです。それに私達は寿命も全然違う」
俊「構うもんか!どんな障害も2人の愛があれば…!」
ゆき「…。そんなモノは初めから無かったのかもしれません…私は貴方の事を好きだと確信を持った事はありません。貴方に押されて付き合ってしまっただけです」

そんな…とショックを受ける俊の手の力が緩みゆきの手を離してしまう

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年1月7日 21時

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