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狂気のフランケンシュタイン…14 ページ49

鬼太郎が家に戻ると、砂かけが居り柔らかめのおかゆを食べ終えていたA

砂かけ「おぉ!戻ったか鬼太郎」
鬼太郎「あぁ。悪いな砂かけばばぁ…Aを任せてしまって」
砂かけ「気にするな。食事も食べられるし後は薬湯を飲ませれば大丈夫じゃ。そうじゃおやじ殿、砂風呂を作ってみたんじゃが如何じゃ?」
目玉おやじ「しかしのぉ」

Aが心配なのか目玉おやじは考えていると鬼太郎が行って来て下さいと言い、目玉おやじはお言葉に甘え、砂かけと共に家を出て行き…鬼太郎はAの横に座る

鬼太郎「気分は如何だ?」
A「もう大丈夫だよ。所でアニエスは如何なったの?」
鬼太郎「妖怪アパートの北向きの1番日の当たらない部屋に住まわせる」
A「ふふっ…そっか。なら安心だね…ありがとう鬼太郎」
鬼太郎「僕や猫娘が行かなかったらAが行きそうな顔をしてたからな」

鬼太郎はAの頬を摘み優しめに引っ張る

A「ら、らっれ〜(だ、だって〜)」
鬼太郎「もう少し自分を大事にしてくれ」

鬼太郎は摘むのを止めAを抱き締める

A「鬼太郎…?///」
鬼太郎「僕にとってはAが大事なんだ…」
A「うん…」
鬼太郎「さ、薬湯飲んで早く寝るんだ」
A「ひっ!」

鬼太郎が離れ薬湯の入った湯呑みを差し出すとA小さく悲鳴を上げ顔が真っ青になる

鬼太郎「いつまでも薬が嫌いだなんて言わせないぞ?治るものも治らない」
A「に、苦いんだもん!」

アニエス「A…」

そこへ、アニエスが箒に乗ってやって来る

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年10月7日 13時

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