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幽霊電車…2 ページ9

ー夜ー

「妖怪だ!?幽霊だ!?そういうの信じるなんて馬鹿な人間の証拠だな!!」

裏通りにひっそりと屋台で酒を飲む子会社の社長とその部下

部下「はぁ…?そうですかね?」
社長「本当、最近馬鹿が多くて困る!…ん?そういや居たよな?何てったっけ?最近辞めちまった奴」
部下「えっと…杉本さんですか?それとも、塩田先輩!?」

部下が塩田の名前を出し社長は指を指しながら「おー!そうそう」と言う

そんな話をしていると裏道に響く下駄と草履の音

社長「あいつ…「貴方には見えないかもしれないけど、僕には見えるんでーす」とか言って。っとに、居もしない幽霊だの、妖怪だの…もう救い様の無いな」
部下「はぁ…?」

「お言葉ですけどね」

見知らぬ声が聞こえ屋台の暖簾から顔を出すと、そこに立っていたのは、鬼太郎とねずみ男、そして変化で人間の姿をしたAだった

鬼太郎「目に見えないモノでも居るものは居ますよ」
社長「何っ!?」
ねずみ男「おい止めようぜ鬼太郎。こんな奴に絡んだって時間の無駄だぜ」

ねずみ男の言葉にカチンときた社長は「こんな奴だと!?」と大声を出し暖簾から出てきて部下も慌てて出てくる

社長「良いか貧乏人!俺はこれでも社長何だぞ!?会社はちっこいけどな、ちゃーんと30人からの社員を企ててるんだ!」

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年5月6日 21時

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