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河童の働き方改革…6 ページ49

河童がIT会社に勤め、時給がきゅうり3本。1日のトータル24本と毎日のきゅうり三昧となり人間界では全国的にきゅうり不足となっていた

次郎丸「兄ちゃん…」
太郎丸「ん?」

太郎丸と次郎丸は人気のない非常階段できゅうりを食べながら休憩していた

次郎丸「僕達…これで良いのかな?いくらきゅうりが沢山食べられてもこんな毎日じゃ…」
太郎丸「確かに里での暮らしはのんびりしていたさ。たが、それで食べられるきゅうりは1日に精々3本だ」
次郎丸「きゅうりは唯の嗜好品だよ?そんなに沢山食べなくても生きていける…それより川でのんびり泳いだり、昼寝をしたりする時間の方が…「お前達!」」

突然声が聞こえ二人は驚きながら横を見ると社長が現れる

父親「其処で何をサボっている!?さっさと仕事に戻れ!」


再び仕事をしていると一体の河童の皿が乾き倒れる

太郎丸「おいどうした!?」
「皿が…乾いて」
父親「保湿ジェルを塗って無いのか!?」
「保湿ジェルだけじゃ限界があります!」

そこで太郎丸はある提案をする

太郎丸「社長!今の労働環境のままじゃやって行けない!」
父親「何だと?」
次郎丸「兄ちゃん…!」

太郎丸「労働環境の改善を要求します!24時間自由に使えるシャワールームを作ってもらえないでしょうか?」

次郎丸「ぁ…」

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年5月6日 21時

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