厄運のすねこすり…16 ページ5
A「そっか。うん、今のすねこすりだったら出来るよ。でも、どうし様も無くなったらゲゲゲの森にお出でよ…待ってるから」
すねこすり「ありがとう…じゃあな」
すねこすりは本当に心が晴れたかの様にその場を去っていった
すねこすりの姿が見えなくなるまで見送り、姿が見えなくなるとAはその場から立ち去り山を降り道を歩く…すると、道の前に鬼太郎が立って待っていた
A「鬼太郎?」
鬼太郎「すねこすり…どうだったんだ?」
A「うん…もう大丈夫みたい。溜めた気持ちも吐き出して…泣いて…思い出も取り戻したから」
鬼太郎「そっか…」
鬼太郎は本当に良かったというかの様に薄っすらと笑う
A「待っててくれたの?」
鬼太郎「うん」
A「ずっと?」
鬼太郎「うん…ほら行くぞ」
鬼太郎はAの手を取り歩き出し、Aの顔が赤く熱を持ちぎゅっと握り返す
A「鬼太郎…?」
鬼太郎「何?」
A「…ありがとう」
鬼太郎「っ!…待ってるなんて当たり前だろ…///」
A「っ…///」
A(大切な思い出と物…そして、大好きな人をいつまでも思うその気持ちがあれば…必ず乗り越えられるものがあると…私は思う。だから、大丈夫だよ
すねこすり)
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年5月6日 21時