ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part３ (ページ18)

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幽霊電車…11 ページ18

飛び降りた社長は外…では無くまた列車に戻っていた

社長「何だよこれ…何なんだよ！？」

社長が混乱していると、草履の音が聞こえる

「この電車からは逃げられませんよ？」

女の子の声が聞こえ、社長が振り向く

そこには、人間の姿をしたAが立っていた

社長「お前は…！これは一体何なんだ！？何が起こってる！！！」
A「これは地獄行きの電車です」

社長「地獄…！？」

A「貴方は生きていた時に、様々な人間の恨みを買い、いじめて死に追いやった…。その報いを受けるんです」
社長「生きていた…だと？」

まるで社長はもうこの世には居ない様な口振りのAは「そうですよ」と薄っすらと笑みを向け、社長は立ち上がる

社長「何言ってやがる！？俺はこうしてピンピン生きてるぞ！足だってちゃんとある！幽霊なんかじゃ…っ？」

列車の窓をふと見ると自分の姿が幽霊となっており、Aは笑う

A「ふふっ…ほらね？貴方はもう死んでいるんですよ。電車に撥ねられてね…でも、それを頑なに否定していただけ」
社長「そ…んな。俺が…電車に撥ねられ…」

社長は自分が駅のホームから落ち、電車に撥ねられた時の記憶が蘇る