ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part３ (ページ15)

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幽霊電車…8 ページ15

社長「川？いつもこんな川通らないぞ？」

川を通り過ぎ、また窓を見ると何かが前を横切り社長は驚き席を離れ部下に話しかけ横を見る…だが、その場には誰も居なかった

社長「おい！」

車内に黒い何かが現れ、社長は驚きのあまり後ずさる…だが逃さない様に床から白い手が数本社長の足を掴み、社長は床に倒れる

倒れた社長は屋根から黒い何かが急に顔を出し、黒い何かは妖怪の姿へと変え社長は大声を出す

社長「あぁぁぁぁぁ！！！」

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部下「…社長しっかりして下さい」
社長「俺は…」
部下「大丈夫ですか？倒れてましたよ？」

社長が目を覚ますと部下や他の乗客達が居て、起き上がると頭が痛むのか頭を抑える

社長「(何だったんだあれは…夢？にしてはやけに…)っ！」

足が急に痛み出しズボンをめくると足首辺りに強く握り締められた感じのドス黒い跡が残っていた

社長と部下は元の席に座り、社長は未だに頭を抑える

部下「大丈夫ですか？明日も痛む様なら病院、行った方が良いのかもしれませんね。良い所知ってますよ？国重先輩が体調崩して入院してたトコ」
社長「国重？あー、居たなそんな奴。でも、最近見かけて無いぞ？」

部下「それはそうでしょう」

社長「ん？」
部下「先輩…退院して直ぐ川に飛び込んで自殺しちゃいましたから…体は治っても心までは治らなかったんですね」

社長「フンッ！馬鹿な奴だ！生まれついての負け組だな！！能力が無いから悩んだ挙句死んだりするんだ！」

部下「そう…ですか」

部下が社長を見ると眼鏡のレンズが光る