私と貴方は10歳差（●現パロ） ページ33
私が16歳だったころ、彼は6歳でした
「A、結婚して」
出会いは彼が 上級生にいじめられている所を助けたのがきっかけで、 結果
「君 まだ6才でしょう？ 男の子は18歳にならないと結婚できないんだって」
「わかった。結婚して」
「わかってないよね？ よし！もう一回 よく考えようか？」
とても なつかれました
「君が18歳になったとき私がまだ結婚してなくて、君がまだ私の事好きだったら
その時あらためて考えようね」
さて、あれから12年・・・ どうしてこうなったんだろうか？
「A・・・ようやく 俺のものだな」
そう言って幸せそうに目の前の あの男の子だった彼は私にすりつく
大学に上がってからはあまり会っていなかった
社会人になってからは実家に帰ることも少なく なおさらだ
だが その印象的な瞳は忘れない
そして何故 君は今 私の部屋にいるのだろうか？
私はこれから結婚相手と会って、式の準備の打ち合わせに行く予定だったはずで・・・
扉を開け 外に出た瞬間 誰かに口をふさがれた
すぐに眠気に襲われ 目が覚めると今の状況
私の両手は縄で縛られ、目の前には成長した 百之助君
後ろは壁ときている。逃げ場がない
「えっと・・・ 百之助君？ この状況はどういうことかな？」
「結婚しよう A・・・ お前と結婚するのは俺しかいないよな？」
そう言って ニッコリとほほ笑む彼の右手には包丁が見えました
もしここで私が「ＮＯ」とでもいえば 私を殺す気なのかな？と一種のホラーです
うあっ、これ つんでね？
「お前、 約束忘れたのか？ 俺が18になったら結婚するっていったよな？」
そう言って 呆れたように髪をかきあげる彼は どこか色っぽい
「いや。考えるって言った気がする」
「ああ”？」
そう言って ドスのきいた声で私を見おろす百之助君
小学生の頃はまだ可愛かったのにと ちょっと泣きたくなった
正直 この状況はかなり 怖い
小学生から成人に成長した彼は体格もよく、顔までいいときていらっしゃる
そりゃ私としても かっこいい部類の君に好意をよせられて 悪い気がしないという
わけではないのだが・・・
大学に入るころからほとんど会っていなかった
仕事をしだしてからは実家に帰ることも少なくて・・・
いや・・・ 正直に言おう
”ちょっと 君を避けていた”
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソラノ(プロフ) - 正月ゲームは色々既に書き直したい感じですが、書き直すと長くなるのでとりあえず短めにまとめ・・・色々マスの内容によって夢主との反応とか尾形の行動とか書きたかったけれど「あ、これ短編で終わんねぇわ」と強制終了。すいません (2020年4月1日 23時) (
レス) id: 6946561589 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - ちょっと書き直しただけでまだＵＰしてません。ちょっと今多忙中です。すいません (2020年3月29日 23時) (レス) id: 6946561589 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 遅ればせながら 新年ネタ追加しました。人魚ネタのクリスマス2年目とか色々考えていたのですが高校生夢主の元旦ネタになりました。ゆっくり気ままに更新しているですが今年もよろしくお願いいたします (2020年1月9日 17時) (レス) id: ae51a2c0d8 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 風邪ネタ 5（オマケ）は書く気なかったですが、あまりに尾形が「不憫？？？」とか思い書きました（汗）。夢主風邪バージョンも書こうか迷う所ですが・・・ う〜ん？？？ バレンタインネタ行こうかなぁ・・・ (2019年2月3日 6時) (レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - ノリで思いついたもの描きまくってるが 大丈夫ですかねと時々振り返る・・・ ノリはいつものことかと諦める (2019年2月1日 14時) (レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソラノ | 作成日時：2018年12月26日 9時
