いくら反日の俺らだって美人には敵わない2《BTS》

助け ページ37

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かろうじて着けていた腕時計で時間を確認する









時計の針は12:25分。やばい、一時から撮影なのに…。









やっぱ助け求めるしかないか









って言ってもここほんと衣装さんとかしか来ないし大体みんな取り終わってるから来ないと言っても過言じゃない









とりあえずやってみよう









ドンッ ドンッ バンッ









『…はぁ…』









結構疲れる、体当たり。









無理じゃーん天下のexo様のメイクなのにダメじゃーん←









いやふざけてる場合じゃないよな自分









…どうしよ…









柄にもなく不安だ。こんな大事な仕事の時よりによって居ないなんてきっとクビになる









私はこの仕事が大好きだし相当努力したと自分でも思う。日本人ってだけで殺されそうなくらいいじめられたし。









そう思うと惨めでペタンと床に崩れ落ちてしまった









あー、私この仕事好きだったながなんて思いながら腕時計を見ると12:50分。









はぁ、終わりだ。









涙で濡れるほおが寒い部屋で余計に冷たくさせてうずくまっていると









「はぁッ…はぁ、ここ？どの部屋だと思いますかヒョン」







「とりあえず全部叩こう」









「Aッ？A！？どこ？」









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『ベ、クッ…』









紛れもなく息を切らせながら私の名前を呼ぶその声はベクで後に続いてセフンとチャニョル、ジョンデの声も聞こえる









そして一個一個の部屋のドアを開けてるのが聞こえる









『ッここ！ここにいるよ！！！』








内側からドアを叩いた









さすがベク、スーパーマンだよ






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