年下犬系彼氏の事情【松野千冬】

☆49 ページ12

　
　
　
　
　

あれから数日後…
　

特に何事もなく毎日が過ぎていった。

　
　
　
　
　



…というのは少し間違えで、

　
　
　


私の頭の中はずっと千冬くんの"元カノ"の事ばかりだ…。

　
　
　
　
　








　


＿＿＿＿千冬「…さん！Aさん！」


ハッと我にかえると千冬くんが心配そうに私の顔を覗いてた。

「ご、ごめん！ぼーっとしちゃってて、、」

千冬「大丈夫ですか？」
　
「大丈夫だよ！ありがとう！」

"それならいいんですけど"と彼は言う。



本当にこの人は優しい。



私にはもったいないくらいの彼氏だよ。



"そういえば！"と彼は話し出す。

千冬「あの、来月俺の学校で学祭あるんですけど、どうですか？」


カバンから出てきたのは招待券だった。

「がく…さい？」

千冬「はい！」

「行きたい！！」

千冬「っ…////4人まで行けるので、お友達の方とかも誘っても大丈夫です！」

「ありがとう！」

千冬「いいえ////それじゃあ…また！気をつけて帰ってくださいね！」

「はーい！ありがとう！またねーっ」



こうして駅で彼と別れた。




千冬くんの学校かぁ…////楽しみだなぁ！




圭介もいるし！





おし！友達も誘おう！


　
　

このあとルンルンな足取りで帰った！


私って単純だな←

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