５０４ ページ39
．
それから数日後、タイヨウの海賊団は出航準備を整えていた
Aも教えて貰いながら張り切って手伝いをしている
ジ「A！どこにおるんじゃ！？」
『パパ！Aはここです！』
ドンっとジンベエに抱きつけば、すぐに肩へ乗せられる
ジ「ワシがいない間もしっかりと稽古するんじゃぞ？」
『はい！』
ジ「しっかり飯を食って力をつけるんじゃ」
『はい！』
ジ「他の奴らに負けるんじゃないぞ？」
『はい！』
ジ「……寂しいか？」
『はい！』
ジ「その割にゃ嬉しそうに答えるな？」
『はい！パパが心配してくれてるのが嬉しいです！』
ジ「んん、心配しか無いぞ…」
『パパも寂しいですか？』
ジンベエは少し目を丸くし辺りを見る
周りにいるクルー達がニヤニヤしながら2人のやりとりを見ている
本音を言うには恥ずかしい状況にジンベエは戸惑いAを肩から下ろす
『…寂しくないですか…？』
Aは上目遣いでジンベエにもう一度聞いた
ジ「何を言う！寂しいに決まっとるじゃろ！」
『パパも一緒の気持ちですね』
ジンベエはハッとして辺りを見た
クルー達はさっきより更にニヤつきジンベエを見ていた
ジ「お前らは準備せんか！」
「「「はーい」」」
辺りの野次馬を蹴散らしたと思えば新たな邪魔が入る
ア「おう！ジンベエが寂しがってるて聞いたぜ！」
笑いながら近づいてくるアーロンにジンベエはため息を吐いた
その後ろからやって来たアラディン
『アーロンさん！アラディンさん！』
ア「いいか？クソガキ。俺様が人間どもを駆除して来てやるからな。感謝しろ」
『はい！感謝します！』
ジ「感謝せんでいい！」
アーロンに近づこうとするAをジンベエは引き戻す
アラ「A。しっかりご飯を食べるんだぞ」
『はい！力もつけます！』
アラ「力…？」
ジ「さっきワシが言ったんじゃ」
アラ「ははっ、そうか。もう沢山言われただろ？」
『はい！言われました。私は強くなります！』
魚人空手の動きをするAに大人達は笑った
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 313人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナナコ - 更新ありがとうございます！！！ (2022年11月4日 23時) (
レス) @page33 id: 9e2c3376df (このIDを非表示/違反報告)
源(プロフ) - たろ。さん» ありがとうございます！自分でも書きながら泣いてました(( 更新頑張ります！ (2022年7月5日 23時) (レス) id: b79991d6ff (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - ボロ泣きした、、、しあわせになって、、、更新待ってます (2022年7月2日 0時) (レス) @page11 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
源(プロフ) - mithukoaaa0306さん» 読んで頂き有り難う御座います！本当申し訳ないです(涙)タイトルを検索に設定し、溜息part 10と検索して頂ければ出てくる筈なのでお手数ですが試してみて下さい！ (2022年4月19日 21時) (レス) id: 1c05f583b2 (このIDを非表示/違反報告)
mithukoaaa0306(プロフ) - part10どうやって検索するんだろう……めちゃくちゃ続き読みたいのに見れない😭 (2022年4月19日 15時) (レス) @page1 id: 6f07583e5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：げん | 作成日時：2021年9月15日 0時
