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銃で撃たれようが、刀で斬られようが、血を流しながら笑顔で戦う彼女の姿は処刑台からもよく見えていた
セ「ドフラミンゴめッ…何をしたんだ…！」
エ「〜〜！…Aーー！辞めろォ！」
センゴクは困惑し、エースは叫んだ
エ「！」
エースの声が届いたのか、彼女は動きを止めこちらを見上げていた
赤い瞳とヘラっとした笑顔のAは小さく首を傾げた
『どうして？どうして辞めなきゃいけない』
エ「…っ…」
『エースの為なんだ…僕が全て壊せばいいんだって…！』
エースは顔を歪めた
Aはそれに驚き、白ひげを振り返る
白ひげもまた、良い顔をしてなかった
『…な、んで…？』
Aは慌てて周りを見回した
『…っっ…！』
海賊も海軍も、人間達は怖い顔をしていた
ド「フッフッフッフッ！自分の姿を見てみな！」
やけに頭に響くドフラミンゴの声に従い、自分の両腕を見下ろす
『……っ！…』
体を覆う鮫や鰐のような鋭く尖った鱗
小さな水掻きが張った血に濡れた掌
首には鰓が浮かび、耳は鋭く尖った鰭に
そっと顔を触れば、人間の肌なんてどこにも無かった
『…ーー、……ーか』
「「「……？？」」」
『…わたしは…醜いか…？』
指の隙間から見える、赤い瞳
バタバタバタっ
鰐のような鋭い瞳孔で睨まれた人間達は次々に気絶していく
マ「Aっ！！」
マルコの声が上空から聞こえたのと同時に、Aは後ろを振り向いた
バンッ！！
海兵の銃口が火を吹いた
ガキンッ
だが、Aの額に命中した筈の銃弾は弾き飛んだ
『…ってぇな…』
額から少しの血を流すAはよろけただけ
銃が意味を成さなかった事にビビり固まっている海兵を睨みつけた
「ヒッ…！か、怪物…！」
顔を上げたAの姿に誰もが驚く
全身鱗に覆われ、背や腕、足には大きな鰭
吊り上がった赤すぎる瞳が白鱗の中で圧倒的な存在感を持っていた
そして見た事も無い、額から生えた2本の角
「な、なんだあれは…！」
「バケモノめ！！」
『撃水…』
ギャァァ
口を開いた人間から直ぐに水が撃ち込まれる
離れていても飛んでくる水銃弾に悲鳴があちこちから上がった
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サヤ - ルフィｷﾀｱｱｱｱ！！待ってました！！ありがとうございます！ (2019年10月16日 13時) (
レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - えええ！Σ(Дﾟ;/)/夢主ちゃんどうなっちゃったの！？これは大変なことになりましたね！これからも楽しみにしてます！ (2019年10月12日 15時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - ワンピースの小説でこんなに面白いのは見たことないです！めっちゃ好きです！！更新待ってます！！ (2019年8月25日 21時) (レス) id: 3e32dfd06e (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続き来たああああ！！これからも応援してます！！ (2019年8月20日 22時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年8月15日 15時
