25-JN ページ25
Aちゃんが走っていなくなって
キュヒョンさんと2人になった
KH『とりあえず、Aの言う通りに部長に付き合う?』
簡単に俺の彼女を名前で呼ぶキュヒョンさん
何となく感じていた2人の距離感が
今日の飲み会でハッキリして
俺だけが分かっていたはずの彼女の良さを
この人は全部知り尽くしていると思うと…
正直嫉妬なんて言葉じゃ片付けられない
『さっきも言いましたけど、今の彼氏は俺なんで』
KH『それは分かったけどさ、自分の彼女も痴漢されてるのになんでスジンちゃんに構う訳?俺にはちょっと理解できないんだけど』
牽制しようとしたのに無理矢理ホームラン打たれたような
全くバット振れずにアウトになったような
何を言い返してもこの人に勝てない
KH『Aの所行く?俺と部長の所行く?』
『先に失礼します』
大人だ…自分の事出来た男だって思ってたけど
キュヒョンさんに比べたら全然子供だ
KH『痴漢の事はさ、もう別れて気の知れた関係だからAも話せただけで』
『え?』
KH『付き合ってた時は黙ってたんだよ、たまたまAの友達に聞いて知っただけでさ…だから気にする事ない、Aの性格の問題だから』
敵にフォローまでされてしまうと、完全に立場ない
Aちゃんに電話しても全然出てもらえなくて
こんな事で手放さないといけないのか?って自分に対して怒りが出てくる
Aちゃんの部屋に着いたと同時に入ってきたカトクを確認して
ロック解除してリビングに行くと
Aちゃんは少し青ざめていた
『なんで言ってくれなかったの?後輩より彼女が大事なのに』
「1回だけだし、そんな気にする事じゃ…」
『ねぇそれって本心なの?俺ってなんなの?』
責めるように言えば余計に自分が嫌になる
『俺は…俺はAが一番だし、二番なんか要らないし、みんなに自慢したいくらいなのに』
どうしたら気付いてくれるのか…俺が本気で君の事を好きだって
「私だって先輩が一番だし二番なんか要らない」
下を向いたまま言った彼女は俺に近付いてくると
俺の頬を触った
「私を見る目も、私にキスする唇も…私に触れる手も、全部私のものだし誰にも渡す気ありません」
手を握って顔を上げた彼女の顔を見た瞬間
ビックリする位心臓の動きが早くなって
身体が熱を持つのがはっきり分かった
『ちょっと待って…は、恥ずかしい』
彼女の口からそんな言葉聞けると思わなくて力が抜けた
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はな(プロフ) - あやさん» キュンキュンこれからもしていただけるように…頑張ります!(笑)読んでくれる人がいるだけで頑張れますが、コメントいただけると力になります。ありがとうございます♪ (2020年5月5日 3時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - PalaceJさん» 私も流れに悩むと最初から読んでみたりするんですが、こんなにこの話を愛していただけて嬉しいです。意外と単純にその時の感覚で書いてるので、変にならないよう頑張りますね! (2020年5月5日 3時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - じあんさん» 読んでいただいてありがとうございます。本当自己満で更新もなかなかで申し訳ないですが、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪ (2020年5月5日 3時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続き気になります!!(興奮w)キュンキュンしながら読んでます!! (2020年5月4日 6時) (レス) id: d9a3315dec (このIDを非表示/違反報告)
PalaceJ(プロフ) - 更新ありがとうございます。お話を公開してくだってありがとうございます。。。(誰)本当に好きすぎて、更新のたびに一話から読んでます。ソクジン先輩イケメンすぎる…公開カップル笑いましたw 言葉のチョイスとか、毎度最高です。 (2020年5月2日 18時) (レス) id: dd454971fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はな | 作成日時:2019年10月28日 23時