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別のビールを取ってお互いソファーに座れば
また訪れた沈黙
『Aちゃんはさ、どんな恋愛してきたの？やっぱりドラマみたいな恋したいの？』
先に話し出したのはソクジン先輩だった
「そんなに付き合ってきた訳じゃないですけど…普通だと思います」
『だから憧れる？』
「いや、自分には無理だからドラマでその気持ちは解消してきたというか…いつも振られて終わってきたので」
『似た者同士…かもね、俺ら』
先輩はそう呟いてビールを飲み干した
私と先輩が似てる？そんな訳がない
「先輩はみんなのアイドルじゃないですか」
『だからみんな顔だけで寄ってくるんでしょ？』
「あ…」
ごもっとも…かもしれない
『で、なんか違う…ってなるんだよね…普通すぎるって』
ボソボソ話す先輩を見ながら
この人今までどんな恋愛したきたんだろ？って
全部持ってるのに、なんで全部持ってないみたいな事言うんだろ？って
不思議に思ってしまった
『出張の時さ…一夜で恋が始まるって言ったでしょ？』
確か…こういう場合ドラマならどうなる？って話したんだっけ？
『そうしようかなー？って思ったんだけど』
「へ？」
『Aちゃんは本当にそれだけで終わらせそうだったから』
「キスですら勢いだと思ってました」
『だからどうしようかなー？って考えた！』
話しながら募る可愛さにまた笑ってしまうと
先輩は不貞腐れてしまう
「ごめんなさい、先輩ちょいちょい可愛いから」
素直に話せば今度は顔を真っ赤にした先輩
「照れてます？」
『だ、だって可愛いとか…初めて言われたから』
「先輩はカッコイイより可愛いが多い気が…私だけかもですけど」
恐らく会社では見れない姿を私は見せてもらえてると思えば
少し嬉しくて、もっと先輩の事知りたいなって
もっと先輩の可愛い所見たいなって
素直にただそう思ってしまった
「先輩、先に寝ていいですよ？」
ウトウトし始めた先輩にそう言えば
パチっと目が開いた
『Aちゃんは？』
「私シャワーまだなので…先に寝て下さい」
『ちゃんと隣で寝てくれる？』
また、まただ
この可愛さは無意識なのか？確信犯なのか？
「ちゃんと寝ますから、寝室隣です」
そう言うと大人しく寝室に入っていった先輩
そのまま浴室にいってシャワーを済ませながら
さっきまでの先輩を思い出して笑ってしまう
「本当、可愛いのかたまり」
.
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はな(プロフ) - あやさん» キュンキュンこれからもしていただけるように…頑張ります！(笑)読んでくれる人がいるだけで頑張れますが、コメントいただけると力になります。ありがとうございます♪ (2020年5月5日 3時) (
レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - PalaceJさん» 私も流れに悩むと最初から読んでみたりするんですが、こんなにこの話を愛していただけて嬉しいです。意外と単純にその時の感覚で書いてるので、変にならないよう頑張りますね！ (2020年5月5日 3時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - じあんさん» 読んでいただいてありがとうございます。本当自己満で更新もなかなかで申し訳ないですが、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪ (2020年5月5日 3時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続き気になります！！（興奮w）キュンキュンしながら読んでます！！ (2020年5月4日 6時) (レス) id: d9a3315dec (このIDを非表示/違反報告)
PalaceJ(プロフ) - 更新ありがとうございます。お話を公開してくだってありがとうございます。。。（誰）本当に好きすぎて、更新のたびに一話から読んでます。ソクジン先輩イケメンすぎる…公開カップル笑いましたw 言葉のチョイスとか、毎度最高です。 (2020年5月2日 18時) (レス) id: dd454971fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2019年10月28日 23時
