ﾉﾉ４５ ページ46
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うーーーーん。
1階でゲームしてる4人を置いて、1人で2階の部屋まで来たけれど。
なんだろう、このなんとも言えない気持ちは。
龍「Aちゃーん！」
「うわあ！？」
龍「え！？なに！？」
「な、んでもない！どうしたの？」
突然ばーん！ってドアが開いて、ひょっこり龍我くんが現れた。
…び、びっくりした……
びっくりした私を見てびっくりしてる龍我くん。かわいい。
龍「この前の漫画の続き貸してー？」
「ああ！いいよーどこあるっけな…」
龍「あ！これ」
本棚の前に立ってる私の後ろから、龍我くんが腕を伸ばした。
……ちかいな。
雄登の友達はみんな距離感がバグってる気がする。誰にでもそんな距離で接しちゃだめだよ。
龍「…ねえAちゃん」
「ん？」
龍「さくちゃんのことなんだけどね」
「…うん、」
とりあえず座っていいよって言えば、ありがとうって龍我くんはベットを背もたれにして床に座った。
うーん、って言葉を選んでる龍我くんがこれから言うことは、もちろん私には想像もつかない。
ベットに座って龍我くんの言葉を待ってたら、「あのね」って突然こっちを向いた。
「うん」
龍「Aちゃん、さくちゃんのこと好き？」
「…思ってたよりストレート」
龍「え？うん、言葉選んでも無駄だなって思って！」
「うーん、好きってなんなんだろうねえ」
龍「…」
「私はさくちゃんも浮所くんも龍我くんも、みんな平等に好きなつもりなんだけど、みんなから見たらさくちゃんだけ違うみたい」
龍「…そっか、Aちゃん自覚ないのか」
なるほど、って龍我くんが呟いた。
うーん、ってまた少し考えたあと、そうだ！ってニコニコ。
龍「さっき俺がAちゃんの背後から腕伸ばしたじゃん！」
「ん？うん、近くてびっくりしちゃった、誰にでもあんな距離感だと勘違いされちゃうよ？」
龍「Aちゃんだからあんな近くまでいけるの！」
「そうなの…？」
龍「そんなことは置いといて！」
「はい」
龍「俺が近くに来てもびっくりするだけだったでしょ？」
「うん」
龍「さくちゃんが近くに来たときどう思う？」
「……」
さくちゃんが近くに来たとき？
近いなあって恥ずかしかったり、
誰にでもこの距離感なのかなあ、嫌だなあ、って、思うけど
……こんなこと龍我くんに言えない。
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RlNA - 那須雄登と浮所飛貴妊娠話が見たいです (3月27日 1時) (
レス) id: cfab229797 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - さくまくんの小説で1番好きなので再開されるなんて嬉しすぎて嬉しすぎて！！楽しみにしてます！！ (2019年12月2日 20時) (レス) id: 7cf2b2ad2f (このIDを非表示/違反報告)
なな - 久しぶりに戻ってきたら明日から更新して下さるそうでとても嬉しいです！ (2019年12月2日 0時) (レス) id: 516e5ca59b (このIDを非表示/違反報告)
chAp(プロフ) - ゆゆさん» お忙しい中、教えて頂き本当にありがとうございます！早速読ませて頂きます！これからも応援しています！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: 678ee8bce3 (このIDを非表示/違反報告)
れしゅあ(プロフ) - ゆゆさん» わざわざ教えて下さりありがとうございます！楽しく読ませて頂きます！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: f99b151d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2019年8月22日 8時
