〃３５ ページ36
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……うーん。
G組に来るのは3回目なのに、毎回チキるのはなんでなんだろう。
なんて思いながら、いつものように後ろのドアから覗いてたら後ろから「Aちゃん？」なんて声がした。
「あ、浮所くんだ」
浮「昨日ぶりー、どうしたのこんなとこで」
さくちゃんに用事？って聞かれたけど、
用事かと言われると別に用事…ではないなあ。
1人で悩んでたら、浮所くんがニコニコ。
浮「俺 自販機行きたいの、Aちゃん付き合ってくれない？」
「いいけど…」
浮「ちょっとだけさくちゃんから話は聞いてるから、俺で良かったら聞くからね」
ふふ、って笑って 行こ！って腕を掴まれた。
…ああ、浮所くんほんといい子。
「…優斗くんのことも聞いた？」
浮「あー、うん、帰ってきてたんだね」
「ねー、びっくりしちゃった」
浮「相変わらず野球やってた？」
「分かんない、見た目は変わってなかったよ、相変わらず白かった」
浮「そっか」
「…さくちゃん怒ってるかなあ」
浮「え、なんで怒るの」
「優斗くんと別れたあとなんかずっと難しい顔してたの」
あー、って浮所くんが苦笑い。
…やっぱり怒ってた？
って思ったら、浮所くんが笑い出した。
え、こわい。
浮「怒ってはないよ！絶対！」
「なに笑ってるの…？」
浮「やー、ふふ、うん、まあとりあえずAちゃん何か飲む？」
「んー、お財布教室だからいいや」
浮「いちごオレね！りょーかい！」
「え！」
私なにも言ってない！
浮所くんがガコンって出てきたパックのいちごオレを差し出した。
えええ、もらえないよ。
浮「Aちゃんこれ好きでしょ？」
「好きだけどさ」
浮「じゃあ浮所くんからのプレゼントです」
「なんのプレゼント…？もらえないよー…」
浮「いいから！もらって？」
「あとでお金払うね」
いらないのに、って浮所くんは笑うけど
年下の男の子に奢ってもらうのは申し訳ないもん。
浮「まあ、んー、Aちゃんが気にすることないよ、さくちゃんは大丈夫」
「ほんとに？」
浮「うん、まあ話してみたら分かると思うよ」
炭酸のペットボトルをプシュ、って開けてごくごく飲んで
戻ろっか！さくちゃん呼んだげる！って浮所くんはまたニコニコ笑った。
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RlNA - 那須雄登と浮所飛貴妊娠話が見たいです (3月27日 1時) (
レス) id: cfab229797 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - さくまくんの小説で1番好きなので再開されるなんて嬉しすぎて嬉しすぎて！！楽しみにしてます！！ (2019年12月2日 20時) (レス) id: 7cf2b2ad2f (このIDを非表示/違反報告)
なな - 久しぶりに戻ってきたら明日から更新して下さるそうでとても嬉しいです！ (2019年12月2日 0時) (レス) id: 516e5ca59b (このIDを非表示/違反報告)
chAp(プロフ) - ゆゆさん» お忙しい中、教えて頂き本当にありがとうございます！早速読ませて頂きます！これからも応援しています！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: 678ee8bce3 (このIDを非表示/違反報告)
れしゅあ(プロフ) - ゆゆさん» わざわざ教えて下さりありがとうございます！楽しく読ませて頂きます！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: f99b151d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2019年8月22日 8時
