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雄「…おっそい」
「ご、ごめん…」
雄「何時間ケーキ食べてんの？」
家の前まで送ってくれて、めちゃくちゃあっさり作間くん、改め龍斗くん、改めさくちゃんは帰っちゃった。
…さっき抱きしめられたの、なんだったんだろう。
そんなわけで、家に入ると玄関に仁王立ちして待ち構えてた雄登。
…私、もう瑞稀と同じくらい雄登が怖いよ。
雄「しかもなにそのかわいいカッコ、ばかなの？」
「…やった、雄登に褒められた」
雄「やった！じゃないの！」
「雄登がふてくされて部屋から出てこないから髪も大変だったんだよー？」
雄「いっそボサボサで行けばよかったのに」
「なんてこと言うの(笑)」
玄関で言い合いしたくないから とりあえず部屋行こう？って雄登に言ったら、
口をむーってさせたまま頷いた。
不機嫌なのに大人しくついてくる雄登がかわいい。
雄「…どうだったの、さくちゃんとのデート」
「デートじゃないよ！？」
雄「男女が2人で出かけたらそれはもうデートでしょ」
「…そうなのかなあ、」
雄「目に見えてデレデレしちゃってさあ」
「…作間くんかわいかったあ、」
雄「あっそ」
雄登が冷たい。なんなんだ。
私のベッドに座って、私のお気に入りのぬいぐるみに顎を乗せて抱き抱えてる。
…雄登のこと好きな子が見たら発狂ものなんだろうなあ、
「あ、そうだ、雄登モテるの？」
雄「は！？なにいきなり」
「作間くんに モテるの？ って聞いたら那須の方がすごいって言ってたから」
雄「…否定はしないけど、さくちゃんもすごいんだよ」
「へえ、」
雄「変なとこ鈍感だから、さくちゃん全っ然気づかねえの、俺は この子俺のこと好きなんだろうなあ ってなんとなく分かるんだけど」
「モテるにも色々あるんだねえ…」
雄登の勘の良さがすごいってのもあると思うけどなあ、なんて思ってたら、「Aは、」って雄登が呟いた。
「ん？」
雄「Aは、瑞稀くんが常に目光らせてるから告白はされないか」
「…瑞稀がいてもいなくても変わらないと思うけど」
雄「…どうだか」
雄登は優しいのか優しくないのかよく分かんないけど、
まあ雄登なりに頼りないお姉ちゃんのこと心配してくれてるんだろうなあ、とは、思う。
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RlNA - 那須雄登と浮所飛貴妊娠話が見たいです (3月27日 1時) (
レス) id: cfab229797 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - さくまくんの小説で1番好きなので再開されるなんて嬉しすぎて嬉しすぎて！！楽しみにしてます！！ (2019年12月2日 20時) (レス) id: 7cf2b2ad2f (このIDを非表示/違反報告)
なな - 久しぶりに戻ってきたら明日から更新して下さるそうでとても嬉しいです！ (2019年12月2日 0時) (レス) id: 516e5ca59b (このIDを非表示/違反報告)
chAp(プロフ) - ゆゆさん» お忙しい中、教えて頂き本当にありがとうございます！早速読ませて頂きます！これからも応援しています！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: 678ee8bce3 (このIDを非表示/違反報告)
れしゅあ(プロフ) - ゆゆさん» わざわざ教えて下さりありがとうございます！楽しく読ませて頂きます！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: f99b151d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2019年8月22日 8時
