キイロとクロ7 (ページ34)

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海人の告白以降、どんな顔して会えばいいのか、話せばいいのわからない

だけど、廉くんといると気持ちは落ち着いて、居心地が良くて、それに甘えていつも以上に廉くんと一緒にいたがる私に、彼は違和感を覚えてるんだろう

【なぁ】

「ん？」

【海人と話したん？】

「へっ、ド直球だね、廉くん、、笑」

【、、、】

「、、してない」

【なんで？】

なんでって何？

案の定海人に何度も何度も引き止められ、その度に都合の良く受け流して、またあの日みたいなことをしてる

だけど、話すって何を？

「何を話すの？」

【、、、何って、、、】

「、、、話すこと、ないじゃん」

【でも今のまんまはおかしいやろ、海人だって「廉くんは私が海人とちゃんと話して欲しいの？

なんで？普通そんなの嫌じゃない？」

少しきつめに言ってしまったことに、すぐに後悔する

すると廉くんは少し驚いた表情から一変して、ぎゅっと眉間にシワを寄せた

【、、、そうやって避けてる方が、不安になるやろ。

Aが海人を避けてる方が、Aの気持ちを疑っちゃうんよ、、】

その言葉に、その表情に、私の胸はぎゅっと締め付けられた