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?『ねぇ、荷物落としたよ?』





って聞きなれない声。






後ろを振り向くと

稜雅と同じくらいの背の

美人な男性が立っていた。






その男性が指差す先、





私から少し離れた足元には




今日母に強制的に持たされた




タオル地のハンカチ。








…私のだ。







あわてふためいた様子をかばうようにして






それを屈んで拾い上げ、






お礼を言おうと


顔を上げると






その人の姿はもう見当たらなかった。









優しくて印象的な
香りだけ残して。

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作者名:チャイ x他1人 | 作成日時:2018年4月1日 23時

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