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A｢お兄ちゃんありがとう。｣
荼毘｢お兄ちゃんじゃねぇよ餓鬼。｣
あれから結局貧血で歩けなくなったので、
丁度よく目が合った荼毘くんに背負って頂いた私。
暑苦しいのでガスマスクは外す。
あー涼しい。
何やかんやでもう戦局も終盤のようで、
先程Mr.から連絡が入り、爆豪くん確保も達成した。
彼の個性の圧縮で玉にし、音もなく任務遂行したのだ。
全ては原作通りというわけだった。
……私、ここに来た意味あったのかな。
ﾄｩﾜ｢元気ないなリンネ！
なんか良いことあったのか！？｣
A｢あ、丁度いい
ﾄｩﾜ｢そんなん自分で持るだろ任せろ！！｣
しばらく歩いて集合場所に来る。
他メンバーもぱらぱらと集まっていた。
辺りを見回していると、ひょこっと現れる金髪。
トガ｢お姉ちゃん！ただいまー！｣
A｢おかえりなさい、トガちゃん。
怪我はな……い…………。｣
彼女の頭を撫でようと伸ばした手が止まる。
トガ｢？はい元気で_____｣
_________空から降る'何か'が見えた。
ドゴォォン！！！！
土煙が舞い、視界が見えなくなる。
荼毘から落ちないよう必死にしがみついた。
───Mr.コンプレスと
デクくん、焦凍くん、障子くんだ。
荼毘｢Mr.、避けろ。｣
Mr.｢ラジャー。｣
直ぐ様荼毘が炎を放って距離をとり、ヒミコちゃんや
トゥワイスが動き出す。
ちなみに私も動こうとしたが荼毘に制止された。
その優しさが擽ったくて、思わず背中に顔を埋めれば
うるせぇって言われた。何も言ってないが。
A｢…早く行こう、Mr.。｣
原作より元気なデクくんを見て焦る。
爆豪くんは、爆豪くんだけは。
Mr.｢忙しないお嬢さんだ。でもいいでしょう、
それじゃあお後がよろしいようで───｣
刹那、彼を襲う光の矢。
油断した彼の口から、
爆豪くんが入った玉が飛び出す。
焦凍くんの手が伸ばされる。
あと数センチ───
荼毘｢_______悲しいなぁ、轟焦凍。｣
私は手を伸ばしてそれを掴んだ。
動いた拍子にフードがずり落ちる。
焦凍｢お前ッ……！！？｣
どこまでも美しい瞳が垣間見えた。
それが痛くて、苦しくて。
やめて、そんな目で見ないでよ、
A｢ッ、はいこれ。｣
荼毘｢あぁ、ありがとよ。｣
焦凍｢ま_________｣
私は逃げるように黒霧の中に身を落とした。
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！！！(プロフ) - 無山さん» ええ、とても素敵な言葉ですね…！教えていただきありがとうございます(><)夢主ちゃんには幸せになって欲しいですよね… (2022年10月4日 11時) (
レス) @page21 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
無山(プロフ) - 本当に最高です。「ヒーローは世界を救うために君を犠牲にするがヴィランは君を救うために世界を犠牲にする」僕が何かで見聞きした言葉で一番好きな言葉です！夢主ちゃんはヴィラン側で幸せになって欲しいです♡ (2022年10月3日 21時) (レス) @page24 id: da890bbd5a (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 無山さん» ありがとうございます！漫画読んでて、絶対一定数こういう奴らいるよなって思って書いていたので楽しんで頂けて嬉しいです！ (2022年10月3日 21時) (レス) @page23 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
無山(プロフ) - 好きです。個性を持っていても他人をいじめる奴らがヒーローになんざなれるわけない。いいですよねぇ自分が馬鹿にしてたものに負ける時の表情！創造だけでも気分が高まる。さいっこうに好きです! (2022年10月3日 18時) (レス) @page21 id: da890bbd5a (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 暖かいお言葉ありがとうございます；；6期アツいですよねぇ！！これからもよろしくお願いします！ (2022年10月3日 10時) (レス) @page20 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：！！！
| 作成日時：2022年10月1日 18時
