▽40 契約 ページ20
(人2)side
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紅茶を自分の分と姫愛様の分を
お出しした。
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姫愛様は紅茶をそっと口へ運んだ。
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姫愛「変わってないわね、この味」
(人2)「…さようでございますか」
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そういってもう一度口へ運ぶ。
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(人2)「……」
姫愛「アンタが逃げたりしたからよ」
(人2)「…なにがでございますか」
姫愛「わざわざ私がここまで足を運んでやったの」
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姫愛「それにしても」
姫愛「どうしてこんなところで働いているのかしら」
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姫愛「あんなバカ娘のために働いているのはn…」
(人2)「お嬢様を悪く言うのはおやめ下さい!」
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お嬢様のことを悪く言う方は
絶対に……
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姫愛「ふん。私も前はそうやって呼んでくれたのに
もう呼んでくれないのね」
(人2)「今は(人1)A様がわたくしの
お嬢様でございますから」
姫愛「……帰ってきなさいよ」
(人2)「…?」
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ギュッ
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すると急に姫愛様が飛びついてきた。
そしてギュッとわたくしを抱きしめた。
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姫愛「せっかくお父様が気に入って…っ」
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姫愛「えっ…」
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わたくしは姫愛さまの腕をほどき
そっと離れた。
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(人2)「何度も言いますが、
わたくしはお嬢様、A様の執事でございます」
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わたくしはお嬢様をお守りすると
お約束したのだから……
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透明人間 - 32のお話の「〜でございます。」って使い方あってるんですか?私が間違っていたらすみません (2017年1月5日 16時) (レス) id: e262a0e80c (このIDを非表示/違反報告)
EXILELOVE - この作品、今までよりとても面白いです!頑張ってください! (2016年12月14日 2時) (レス) id: 8dcd3f23f3 (このIDを非表示/違反報告)
EX LOVE - この小説好きです!これからも応援してるので頑張って下さい! (2016年10月18日 19時) (レス) id: 4a3e100051 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪ - ♪この小説好き〜♪ 続き気になるなぁ〜ガンバってくださーい(ο∀<) (2015年10月25日 19時) (レス) id: e61ee14658 (このIDを非表示/違反報告)
やっすー - きえちゃあかんでー。消えちゃったらしょーせつ読めなくなるじゃないですか! (2014年4月21日 16時) (レス) id: 599bbe43d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらべあ** | 作成日時:2013年8月15日 1時