『歯車』Ren.N (ページ1)

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いちページ1

あ「ね！ねえってばー！れんれんれんれん！」

廉「あーもーなんやねん！何！」

大吾「ほんま仲良しやなぁ」

あ「でしょー？廉大好きやもん！ね？」

廉「ね？ってなんやねん。ね？って。あーもー暑苦しいから腕組まんといて。」

あ「なんで？えーやん！なぁ廉ー。」

廉「暑苦しいゆーてんねん。離して。」

大吾「まぁまぁA 、廉さんも照れてるんよ。新学期の朝やねんから楽しくいこ？な？」

あ「私は楽しいで！な？つんでれ」

廉「なに？それ俺のこと？」

あ「他に誰がおるの！」

廉「いや、それならその呼び方やめて。意味わからんから。」

あ「なられんれん♡♡れーんれん♡ 」

廉「永瀬くんにしと... あ「れーんれん♡ 」

廉「怒るで」

大吾「まぁまぁれんれん」

廉「大吾はしばくで」

廉「あーもーめんどくさいわ。もー嫌いなるで。」

あ「え...ごめん廉...やめて、嫌いならんといて... 」

廉「え、泣いてるん？まって嘘やから、な？ほら泣かんといて？」

大吾「あー廉さんが嫌いとか言うからー」

あ「ん...泣き止む。廉、嫌いならんといてお願いします。」

廉「わかったわかった。嫌いならんから泣くな。」

あ「もう泣き止んだ。」

大吾「あ、もうクラス発表されたみたいやで。」

廉「お、早いな」

あ「絶対、廉と同じやで！先生頼み込んだもん！」

廉「は、お前なにしてん。」

あ「え、やから頼み事。」

廉「もー」

あ「廉もうれしいやんな？な？」

廉「まったく。どこでもいい。」

あ「そんなこといって嬉しいくせに！」

廉「やから、どこでもいいって。」

大吾「なぁ、早く見に行こ」