【星のカービィ】ディスカバのラスボス、異世界転移する【レジェアル 】

ご☆挨☆拶☆ ページ21

シマボシの命令を受け、宿舎に戻ってきた我。
早速隊服に着替える。

「む…調度良いサイズだな…流石は特注。」
鏡の前に立つ。
「…少し頭が物足りないな。」
我がそう呟くと、モクローがボールから出てくる、そして我の頭の上に乗った。

「フッ…感謝する、モクロー。」
ご機嫌なモクローと共に、我は宿舎から出た。
そしてギンガ団の本部まで来ると…
「あ、エフィリスさん！」
「む…ショウ｣
隊長室の前にいたのはショウ。
「調査隊の隊服…丈もピッタリで、凄く似合っています。それに、モクローも！」
「モク！」
きっとモクローは我の頭の上で自慢げにしているだろう。
「隊長が、貴方の為に誂えさせたかの様ですね」
「着替えたか。昨日、提供した宿舎だが、今後も使うが良い。」
と、現れたのはシマボシ。一応、我も隊員なのだから、隊長と呼ばせて貰おう。

「モクローには申し訳無いが…此方も使え。」
と、シマボシ…隊長は我に被り物をくれた。
「すまない、モクロー。ボールに戻ってくれ。」
我はモクローをボールに戻す。

そして、貰った被り物…これは帽子のようだな。早速被ってみる。

角が抜けるように穴が空いており、被るのにはそう時間は要らなかった。

「団長に挨拶せよ！」
とだけ言われ、我は階段を昇る。

三階へ続く階段を昇り終えた時…

「待ちかねたぞ！」
と声を張り上げる男が一人…

この男が、団長なのだろうか。
「ギンガ団団長、デンボクであるっ！」
ほう、この男が団長で間違い無さそうだな。

デンボク、とな…

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