【星のカービィ】ディスカバのラスボス、異世界転移する【レジェアル 】

帰ってきたコトブキムラ ページ20

「貴方が捕まえたポケモンは、そのうちムラの放牧場で預かって貰えます。調査に向かうときは、最大で六匹までポケモンを連れていく事が出来ますよ。」

なるほど、六匹か…
「まあ、そんな人いませんでしたけど」
いや、居ないのか
では何故六匹…？

「さあ、本部のシマボシ隊長に報告です！」
ラベンは此方を振り返る
「きっとシマボシ隊長も喜んでくれます」
そう言って駆け出していくショウ。

「そう…だといいな。」
我もその後を追った──────

「どうやら野垂れ死にせずに済んだようだな。」
シマボシは机に大量に積まれた紙の内一つを眺めていた。

「祝福する。」
シマボシは顔を上げた。表情には何の変化も無かったが、祝意を表しているのは事実だ。

「試験は合格、貸したポーチはそのまま使うが良い。」
我はポーチに目をやる。
試験に合格しなかったら、これは没収されていたと言うことか…
そうだ。後でヒノアラシとミジュマルがくれた泥団子と石を宿舎に置いて来なければ…

「それにしても感心した。」

シマボシは話を続ける。
「異端なキミを試す為、無理難題を出したのに、こなすとはな。」
「授与する。調査隊の隊服、特注だ。昨夜泊まった宿舎にて着替え、本部三階にある団長室へ急げ。」
と、我の前に来るシマボシ。隊服を渡される。
それにしても特注とは…まるで我が合格するのを分かっていたようだな。

「調査隊としての最初の任務だ。隊服を着用し、団長に挨拶せよ！」

ご☆挨☆拶☆→←続き

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す