【星のカービィ】ディスカバのラスボス、異世界転移する【レジェアル 】

とある門番の話 ページ18

「只今帰りました！」
コトブキムラの門の前。今日も僕は見張りをする。

「おかえりなさい。ラベン博士、ショウさん…」
黒曜の原野へ向かっていた二人…と、
「エフィ、リスさん。」
フェクト・エフィリスと呼ばれる謎の生き物。
ラベン博士とショウさんの後ろに居るが、やはり違和感しかない。
こんな生物を通す僕は門番失格なのかもしれない…

でも、分からないんだ。
〜数日前〜
「エフィリス君はポケモンでも無いし、人を襲いません！」
突如、ラベン博士がとある生き物を通して欲しいと頼んできた。
それがエフィリスだった。
僕は勿論断った。
それでもラベン博士は、数日に渡り頼み込んできた。
その間奴は何をしていたと思う？

博士が連れてきたポケモンと遊んでいた。

僕の前で。

空腹は水で誤魔化している様だった。
夜は羽らしきものや尻尾らしきものでポケモン達を包み込み、ずっと見張りをしていた。

「ほら！ポケモン達もあんなに懐いているんですよ！」
ラベン博士もあの四匹の方を指してそう言った。
「ラベン博士がやらせているのでは？」と一瞬思ったが、そんな事は無いだろう。何故なら…

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