【星のカービィ】ディスカバのラスボス、異世界転移する【レジェアル 】

こんなご都合主義望んでない ページ17

「ポケモンに恐れずに近づき…見事捕獲してみせる…なんて凄い方が落ちてきたの！？」

ショウは驚嘆の声を漏らす。
何度も言うが我は凄い奴では無い。

「ポケモン図鑑を完成させると言う調査隊の使命…貴方が居れば達成出来そうです。」
「そうか…それなら良いが。」

「只、どうして空から落ちてきたのか気になりますが」

流れるように笑顔で親指を立てるショウ。
「さ、コトブキムラに戻りましょう！」
そして彼女は再び歩き出す。



「…貴様が仕込んだのだろう？」

我は片手に持ったアルセウスフォンを見る。
白いフレームとは真逆の、黒い画面だけが、そこにあった。

「後でJSNEにでも連絡が来るだろう…」

と、我はアルセウスフォンをしまい、ショウの後を追った。

「モクッ！」
途中、モクローが「褒めろ」と言わんばかりに肩に乗ってくる。
「…よく頑張った、モクロー。」
と、嘴の下の葉を撫でる。

「モクゥ〜」

モクローは嬉しそうに鳴いた。


〜〜


「合格間違い無しです。と言った言葉が事実になりましたね！何はともあれエフィリス君、おめでとう！」

「うむ…感謝する。」

ベースキャンプで待っていたのはラベン。労いの言葉を貰った。
「全てのポケモンに出会えの第一歩てます。記念に一枚撮りましょう！！」

満面の笑みで謎めいた機械を取り出すラベン。

我が戸惑っていると、途端に音が出る。

「あはは…エフィリス君、これはカメラって言うものですよ！」
ショウや肩に乗ったままのモクローも笑う。特にモクロー。少しは笑いを堪えろ。

全く…

「…兎に角エフィリス君の才能でしたら、当然の結果だと思いますよ。シマボシ隊長に報告ですね！さあ、コトブキムラに戻りましょう！」

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