追求69個目 ページ20
｢なぁ､お前等ちゃんと理解してん?｣
目の前には目が笑っていないトントンさん､その後ろには総統｡
トントンさんのその冷たい視線の先には正座した私とコネシマさんの姿｡
こうなるまでの説明は次に至る｡
･
先程の些細な事(?)で､今回の全ては始まった｡
最大の要因としては私が"今までの癖"で､彼に一発食らわせてしまったという事｡
結局あの後､紹介された作業室を出てまず初めに上へと昇り､
普段兵士が使っている部屋の前を平然と走り抜けた｡
兵士達は何が何だか理解できておらず動きが固まっていたが､
私としてはもう少し混乱状態に陥って欲しかった所＿＿＿＿＿＿＿＿＿じゃなくて､違う違う｡
何度も間を突き詰められて､割と本気で殺されかけてた気がする｡
でも流石は我々幹部､決して無駄な殺戮はしなかった｡動きも無駄には無いし､確実な判断だった｡
城内は大分広く複雑で､これは撒ける､と確信するも中々撒けず｡
今考えると､彼は此処の幹部だから寧ろ私よりも場所理解してるもんね､当然だった｡
何やかんやあって､途中の通路で総統とトントンに遭遇｡
どうやら兵士から幹部に連絡があり､シャオロンさんから総統達へと通じたらしい｡
結構な騒動をまたやらかしてしまったな､何てもう半場諦めた状態で止まる｡
すると当然の事ながら､後ろのコネシマさんが迫ってくる｡
どう足掻いても私の責任だし､どの道怒られる事は避けられまい｡
そう考えた私は彼が素早く繰り出した重い攻撃を､何とか足で封じて少し下がる｡
後ろからは明らかな威圧とくつくつと愉快そうに笑う声｡
本格的にそろそろ終わらせないと､また今後の生死にかかわってしまう｡
と､いう訳で彼が走り出したと同時に駆け抜けて､彼の目の前で短剣を取り出す｡
彼は目を見開きながらも早さを緩めずに突っ込んできた｡
｢ごめんねコネシマさん､さよなら｣
そう言って彼の勢い余る拳を腕ごと脇に挟んで､相手の動きを殺す｡
そして彼の目の前に短剣を突き付け､
｢ばいばい｣
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代口 - ゆきさん» 配色についてはあくまでも個人的な創造の一部だったので､其処まで意識しておりませんでした｡指摘されて初めて感じる違和感…しかし今作につきましては､このままの配色で行きたいと思います｡ご理解頂きます様宜しく御願い致します｡ (2018年10月15日 22時) (
レス) id: 56f6e86835 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ん〜。マンちゃが緑でゾムか黄緑じゃないっけ〜。 まぁ、気にしないけどねぇ〜。 (2018年9月4日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - らんちゃ（らんちゃん）のなんか恥ずかしいね。がｸﾞｯ……ｶﾞﾊｯ（吐血&鼻血）だった。可愛い (2018年9月4日 22時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
代口 - ハクさん» うわあああ有難う御座います(; ;)そう言って貰えると本当に嬉しいです…!今後も更新頑張りますので､どうぞ宜しく御願い致します!!! (2018年6月13日 21時) (レス) id: 13ffe3f0cb (このIDを非表示/違反報告)
ハク - うああああああ！すごい作品ですね！話の流れもスラスラしていて最初から読ませて頂きました！終わるまで見続けます頑張ってください(´ω`) (2018年6月7日 20時) (レス) id: 19710dfa66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：代口 | 作成日時：2017年1月29日 23時
