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【Aside】







あの鬼の副長ともあろう方が重度のマヨラー


知っていても、

いざ目の前にするとおもろいなコレ






『いやぁ、面白いもん見してもろうたわ』




土方「別に見世物じゃねーよ


……お前マヨネーズを

馬鹿にしてんじゃねぇだろうな?」




沖田「大丈夫でさぁ、土方さん


俺ァいつもマヨネーズじゃなくて

土方さんを馬鹿にしてやす」




土方「んだとテメェ総悟!!」




近藤「コラコラ2人とも!

すんませんねぇAさん、騒がしくて」




『いや、気にしてへんよ


ちょっとは警戒も溶けたみたいやし

仲良さそうで何よりや』




土方「!」




沖田「そらあんだけ瞳孔開いてたら

敵意向けられてんの誰でも分かりますぜィ

あ、いつもか


ついでにAサン、仲良いとか勘弁してくだせェ

死にたくなる、土方が」




土方「なんでテメェは

いちいち俺に突っかかってくんだよ!?」




近藤「Aさんはな、とっつぁんのお墨付きだぞ!

とっても優秀な情報屋だ!多分!!」




沖田「へぇ、とっつぁんが……


Aサン、

土方さんの弱みでも見つけたら売ってれやせんか

良い値で買いますんで」




土方「絶対ェ売るなよお前」




『そうやなぁ……

副長さんが警戒しなくなるまでいくらでも売ったるわ』




土方「待て待て待て分かった俺が悪かった」




沖田「最初から素直にならねぇからこうなるんだ土方ァ

反抗期か土方ァ、〇ねぇ土方ァ」




土方「テメェいい加減殴るぞ」




『んは、元気な奴らやなアンタら』






真選組はチンピラ警察などと言われているが

この様子を見るにあながち間違いではないな


だが、決して悪い人たちでもないだろう

それはこの短時間で伝わってくる


副長サンの警戒も仲間を思っての事だ



いじるの楽しいけど






『じゃあ、もうそろそろ行きますわ

わざわざおおきに』




近藤「こちらこそありがとうございました!

ぜひ真選組にも来てください!」




沖田「土方さんの弱み、楽しみにしてまさァ

よろしく頼みますぜ、Aサン」




土方「……じゃあな」






各々言葉を述べた後、

パトカーで去っていくのを見送る



ここ2日で一気に知り合いが増えた

江戸での生活も賑やかになりそうだ

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作者名:か。 | 作成日時:2022年2月6日 0時

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