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【Aside】
期待の眼差しでこちらを見つめる神楽ちゃん
今見たものをそのまま伝えるのは、
些か刺激が強すぎる
人を斬る事が多い真選組
怨みを買うことも多いのだろう
そう思い、
『知らん方が身のためやな〜』
と気遣って言ったのだが
銀時「おいおいおいマジの奴やめてくんね!!??
ハッキリ言われねぇのが1番きくんだけど!!
いや言われたくもねぇけどっっ!!!」
新八「銀さん早く帰りましょう!!??」
神楽「二度と来ないアル!!」
土方「ッおい待てぇぇぇ!!
どうしてくれんだA!?
変な事抜かすんじゃねぇ!!
別にビビってねぇけど!!!」
銀時「はぁぁぁぁん!?!?
俺もビビってねぇし!!」
新八「まだ言ってんのかアンタら!!」
沖田「わー怖くて眠れねー
てことでAサン、今日は一緒に寝てくだせェ」
神楽「あ!!ずるいアルクソサド!!!
私がAと一緒に寝るネ!!!」
余計怖がらせたようだ
『あー、冗談やって……』
銀時「やめてぇぇ!?
その無理やり落ち着かせようと冗談にするやつ!!
余計マジじゃぁん!!!絶対ェいるじゃねぇかァ!!」
逆効果だったらしい
収集がつかなってきた
どさくさに紛れて変なことを言う沖田くん、やめて
『……うん、帰るわ』
めんどくさくなってきた
土方「待て待て待て
お前爆弾だけ落として帰ろうとすんじゃ無ェ
責任取れや」
とか言われても
『えぇ、土方さん、怖いん?
添い寝でもすればええんか?』
土方「はァ?怖くねぇし!!」
素直になればええやん……
どんどん自分を追い詰めてくだけやんけ
沖田「じゃ、俺と寝やしょう」
『いや泊まる気ないからな?
仕事すっぽかしてもうたからやらなあかんの』
沖田「それ終わってからでいいじゃないですかィ」
なんやかんや丸め込まれて屯所に泊まることになった
なんでや
神楽「ずるいヨ!私も泊まるアル!!」
土方「ダメだ」
神楽「なんでヨ
ハァ、これだからマヨラーは何時までもV字アル」
銀時「そうだぞ多串マヨ郎」
土方「多串マヨ郎って誰だよ!!!!」
何時までも騒ぐ万事屋
結局近藤さんが来て、たまには、と快く了承
優しいな近藤さん
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作者名:か。 | 作成日時:2022年2月6日 0時