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【Aside】





銀時「え、俺は?」





きゃっきゃと屋台へ行った2人を見送り、

たこ焼きでも買いに行こうとすれば

旦那に行く手を阻まれた





『阿呆か、

いい大人になんでお小遣いやらなあかんねん


普通は旦那があの二人にあげるんやで?』




銀時「……」






正論をかまされぐうの音も出ない様子の旦那

若干いじけている、子供か





『はぁ……食べかけでええならこれやるわ』





そう言って手に提げていたわたあめを渡す

一口しか食べていないから結構残ってるし





銀時「お、サンキュ」





白いふわふわ(わたあめ)が

白いふわふわ(銀髪天パ)に吸い込まれていく


なんか旦那って美味しそうやな





銀時「ぐふッッ!!

なっ、何言ってんだお前ェ!」




『あ、声に出てもうた?

旦那の髪もわたあめに見えたんよ』




銀時「あぁ、そういう事……って誰が頭わたあめだッ!」




『なんや旦那今日騒がしいな??

発〇期なんか?コノヤロー』




銀時「誰が発〇期だ!!

てかそれ俺の台詞!!!」




『はいはい』










「なーにさっきから騒いでやがるんですかぃ?」




『あ、沖田くん』




銀時「お、総一郎くんじゃん」




沖田「総悟です旦那

こんばんはAさん」




『ん、護衛か、大変やなぁ』




沖田「えぇ、どっかの誰かさんが

テロが起きるって情報を掴んだらしくてねィ


駆り出されてるんでさァ」




『へぇ、もうなんか起こったん?』




沖田「いーえ何も

まぁ今からも全然祭りはあるんですがねィ


てか、そのお面どうしたんで?

センスの欠片も無ェ」




『酷いなぁ?

まぁ自分も思ったんやけど』




沖田「なんで買ったんだアンタ」




『ノリやな

まぁ厨二臭い狐のお面とも迷うたけど』






2人でわいわい話していると、





銀時「ちょっとちょっとぉ〜

銀さん差し置いて何2人でイチャイチャしてんのぉ?」





旦那が間に割り込んできた

その顔は若干ふてくされている





沖田「なんでィ、旦那

今は俺がAさんと話してるでしょう?」




銀時「俺の方が先に話してたしぃ〜?

なんならわたあめ貰っちゃったし〜??」





何と張り合っているのか知らないが

自慢げに言う旦那を沖田くんと一緒に冷たい目で見る






沖田「そんだけしてんなら十分だろ

それに大人気ないですぜ、旦那」





10代の沖田くんに言われる始末

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作者名:か。 | 作成日時:2022年2月6日 0時

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