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【Aside】






沖田「あり?Aサンじゃないですかィ」




『ん、こんにちはぁ沖田くん

賑やかな声が聞こえたから来てみたんよ〜』




沖田「そうですかィ


今から叩いて被ってジャンケンポン大会しやすけど

Aサンもやりやす?」




『いや、自分は酒飲みたいから観戦でもしとくわァ

頑張ってなぁ〜』






分かりやした、と言って

ピコピコハンマーを持って歩いていく沖田くん


顔が顔なだけになんだか可愛く見える


あれでも一応真選組一番隊隊長なのだ




そんな姿を眺めていると、

大会がいよいよ始まるようだ


桜の木に登り、眺めの良い場所で観戦する




1番最初に出てきたのは近藤さんと妙ちゃん


近藤さんは一応真選組やけど、妙ちゃんも強いんやろな

特に、近藤さんに対しては



ジャンケンで負けた近藤さんは急いでヘルメットを被る

流石真選組、反射神経が良い



だが、妙ちゃんは

近藤さんがヘルメットを被ったのにも関わらず

ハンマーを握りしめ何かを唱える






「逃げろ、近藤さん!!!」



そんな声が響くが、

次の瞬間には近藤のヘルメットは無惨に砕け

近藤さん自身は埋まっている





『……うわぁ』








続いて2回戦

神楽ちゃんと沖田くんがやるようだ


沖田くんはもちろん強いだろうが、

神楽ちゃんも夜兎


ハンマーやヘルメット関係無しにやり合って、

もはやただの喧嘩だ





新八「だからルール守れって行ってんだろうが!!」





無法地帯になりつつある花見



そのまた向こうでは

土方さんと万事屋の旦那がやりあっている


……が、真剣使うってアホか





『いやぁ、いい感じに盛り上がってるな

ほんまに賑やかやな』





桜の木の上でその光景を眺めながら花見酒を楽しむ








その時、ぶわっと一際強い風が吹く

一層桜の花びらが舞い、美しい




が、いきなりの強い風に木から落ちかけた



何とか体制は建て直したものの

笠がとれ、花びらと一緒に飛んで下に落ちてしまう






『びっくりしたわ、花吹雪は綺麗やったけど……』






独り言を呟き、花見酒を再開、……というとこで

視線を感じ、下を見る



丁度笠が落ちた所に万事屋の旦那が居て

そのまま笠を被ってしまったようだ


旦那はその笠を被ったままこちらを凝視している

隣にいる土方さんも

12・→←10 花見篇



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作者名:か。 | 作成日時:2022年2月6日 0時

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