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ジジィ……基、セボン少年は好奇心旺盛だった。ポケモンにも人間にもバトルにも。そんな少年がこの町にとどまることができるのだろうか。正直に言うと無理な話であることは明白だった。この時セボン少年は13歳であった。
旅に出る前、セボン少年は生まれたときからずっと一緒だったチルットとピチューを連れ旅に出た。
旅に出たセボン少年は先ずカントー地方へと向かう。カントーではポケモン博士からフシギバナをいただき各地のジムを巡っていった。ジムで負けたりすると悔しいと顔に出すが直ぐに作戦を練り直し、必要があればレベルを上げるといった形を取っていた。ジムを巡りバトルをし、ジムを巡りバトルをする。そんなことを繰り返し、バッチが溜まればチャンピオンリーグに挑戦をするといった形を取っていた。しかし、チャンピオンリーグと言うのは修羅の道でもあった。リーグの結果は、カントーでは予選落ち、オレンジではベスト30、ジョウト、ホウエンではベスト18、シンオウ、イッシュではベスト8、ガラル、カロスではベスト4とそもそも四天王にもチャレンジできない年月が続いていった。しかし、結果を見れば確実にレベルが上がっていることもまた叱り。彼は一回、チャンピオン制度がないアローラやオーレまで足を運び心と体を癒しつつ修行にいそしんだ。この時彼は27歳であった。
トウエツ地方に帰ってきたのは28歳の時。今まで育ててきたポケモン達と共に怒涛のスピードでジムを巡りチャンピオンリーグへと足を運んだ。相当な修行とバトルを繰り返してきた場数により彼の実力は他のトレーナー達よりも抜きんでており当時の四天王やチャンピオンさえも倒せるほどの実力となっていった。
チャンピオンに就任したのは29歳の時。それ以降、彼はトウエツの地では負け知らずのチャンピオンになっていった。
【好きなもの】人を楽しませること、楽しい事、笑顔、悪戯、ポケモン
【嫌いなもの】他人の不幸、悲しい顔
【趣味】手品、悪戯、散歩
【特技】バトル、ポケモンの解説、バトルのアドバイス
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2020年9月12日 22時