6話 ページ17
《A 視点》
族長より賜った極秘任務――というのは、
私が長期間 日向一族から離れて、単独で行動するための、言い訳だ。
千手の集落に忍び込んで何をするのかは、実は、誰にも知らせていない。
それでも、こんな言い訳をすることまで承諾してくれた族長には、本当に感謝しかない。
――さて。どこから話そうか。
A「柱間。…昔さ、私たちが崖の上で話したこと、覚えてる？ ――あれを、これから現実にしようと思うの」
柱間「本当か！！？」
とたん、ガシッと力強く両肩を掴まれた。
柱間「おおおお！！！ オレは信じてたぞっ！！ Aも諦めてなどいなかった！！」
A「えﾞ！？ 泣いてる！？」
そのままギュウウと抱きしめられ、やや困惑。
なんだかめちゃめちゃ感動してるけど、――ん？
A「柱間も諦めてなかったの！？」
柱間「おう！」
A「わ〜！ ――だからか！ うちはに休戦協定の書状を書いてるのは！」
柱間「おう！ って、何故それを？」
扉間殿が 抱きしめ合ったまま話す私たちをヘンな目で見てくるが、それどころではない。
私は白眼を発動させて見せた。
A「見てた！」
柱間「そうか…！ 白眼か！ Aも使えるのだな。――それで、ここまで誰にも見つからずに来れたわけぞ」
うんうん、と私たちが互いに頷いていると、
扉間「Aとやら、そろそろ本題に移れ。」
と、軽く怒られた。
ハッとして、慌てて柱間を押し返す。
抱きついている柱間を、いとも容易く退けたからか、扉間殿は驚いたように眉を寄せた。
A「コホン、
――それなら話が早いわ。見たところ、うちはとの交渉に手子摺ってるみたいね。
そこで提案なんだけど、私が直接、マダラと話をつけてくる、ってのはどう？」
扉間殿が「無茶だ」と口を挟む。
めげずに私は話を続けた。
A「文字ではなく、面と向かって話し合えたら――マダラだって同じ夢を目指したんだもん、きっとわかってくれるって」
柱間「……いくら、Aが成長したとはいえ、うちはには目の良い者が大勢いる。集落に忍び込めたとしても、簡単にマダラに会えるとは思えんぞ」
A「でも実際、私は
説得のほうは……まあ、頑張る」
扉間「ふん。…貴様、根拠無しどころか、自信もないのか」
あ、あれ？
扉間殿ってば、意外と厳しい…？
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黒渦クレナ(プロフ) - 星猫さん» わわわ、お声がけくださり恐縮です…！ ですが…私生活が忙しく、占ツクすら一切開かない時期もあるので、星猫さまにご迷惑をおかけする未来しか見えず…。合作の件は、お断りさせていただきます。 (2021年3月21日 8時) (
レス) id: c6d10be035 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？ (2021年3月20日 21時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
黒渦クレナ(プロフ) - 星猫さん» (→)コメントありがとうございました！ (2021年3月20日 10時) (レス) id: c6d10be035 (このIDを非表示/違反報告)
黒渦クレナ(プロフ) - 星猫さん» NARUTO含め、ジャンプ作は結構見てますよ〜。最近は 怪物事変やDr.STONE等にハマってますね…！ カードゲームアニメも好きです。春から始まる86-ｴｲﾃｨｼｯｸｽ-のために生きてます笑。他にも色々知ってる気がするんですが…すぐに思い出せたのはこれくらいです！(→) (2021年3月20日 10時) (レス) id: c6d10be035 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月20日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒渦クレナ | 作成日時：2019年5月4日 13時
