浮気されたので相手の彼女さんもらいます！【青】

始まり ページ2

ころんside


僕とひよりが出会ったのは、ちょうど2年前だった

幼馴染のれいくんに誘われた合コン

行く気はなかったけど、人数合わせで仕方なく行ってあげた




ひより「あの、ころんさん…でしたっけ？」


こ「あ…ああ…そうだけど…」


ひより「元気なさそうですけど、体調でも悪いんですか？」


こ「いや…そういうわけじゃなくて…僕人数合わせで来たから乗り気じゃないな…なんて」


ひより「え！ころんさんも人数合わせですか！？私も人数合わせできて…」


こ「そうなんだね！あ、タメで行こ？ひよりちゃん」


ひより「そうね！ころんさんはれいくんと知り合いなの？」


こ「知り合いっていうか…幼馴染かな！」


ひより「うわぁ…私そういうのいなかったから羨ましい…」



そこから僕とひよりは他愛もない話で盛り上がって、連絡先も交換して解散した



そんなある日


ひより「あの！私と付き合ってください！」


とあるカフェに呼び出されて、言われた言葉


僕は本当に嬉しかった。


こ「もちろん！」


答えはもちろんOK。僕たちはすぐに付き合った。なのに。






浮気が発覚したのは会社で飲み会をしていた時だった


この時、ひよりは僕に飽きたのか、僕が一方的に好きみたいになっていた


会社の同僚に飲み会に誘われ、一応ひよりに「遅くなる」とメッセージを送ったが既読無視


僕はため息をついて店に入った


こ「え…」


ひよりだ

ひよりがいた

れいくんと


なんで…？


なんでれいくんなの？


僕じゃダメなの？


こ「ごめん」


同僚には謝って、ひよりのもとに向かった


こ「ねえ」


僕はひよりをにらんだ


ひより「…」


れい「よぉころん」


こ「なんで…なんでよ…僕じゃダメだったの…？」


れい「ひより、お前に冷めて俺のとこきたらしいぞw」


こ「れいくんだって彼女いるでしょ！？なんでそんなことするの！？」


れい「だって飽きたんだもんw」


ひより「ねー♡ころんそろそろうざい、れいさんのほうがイケメンじゃん？」


僕は耐えきれなくて、店を飛び出した





なんで…なんで…

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

ボクジャダメダッタノ……？

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