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その後写真撮影も終わり、CM撮影に移る。
こちらも結弦くんはミスなく終えていた。
｢羽生さんは以上になります。
次は如月さん、お願いします｣
｢はい｣
｢頑張って｣
｢うん｣
私が立ち上がると、結弦くんは空いたその椅子に腰かけた。
スタッフさんから軽く説明を受けた後、撮影開始。
｢ハイ、オッケー。
如月さんも以上となります｣
｢ありがとうございました｣
頭を下げてから戻ると、結弦くんはスタッフさんから貰ったらしいホットチョコレートを飲んでいた。
なんかこれだけでも絵になるのが羨ましい。
｢Aの分もあるよ｣
じーっと見てたら勘違いされてしまい、苦笑混じりの言葉を貰った。
＿＿＿
｢これで終わりなんだっけ？｣
｢うん。結弦くんはまだあるんでしょ？｣
｢そう｣
結弦くんはこの後実際に作ってみるという体験撮影が残っていた。
｢もし良かったらAちゃんも見てく？｣
突然後ろから聞こえた声。
振り向くと、このCMの責任者さんがいた。
｢いいんですか？｣
｢うん。そっちの方が羽生くんもリラックスできて素の彼が撮れるだろうから｣
次の仕事まで時間が空くので、丁度良かった。
｢残るの？｣
｢うん｣
｢仕事は大丈夫なの？｣
｢大丈夫｣
｢忙しいんじゃないの？｣
｢この後は暇｣
マネージャーに連絡してると、横から矢継ぎ早に質問を投げかけられる。
｢去年あげたじゃん｣
｢うん｣
結弦くんは去年もこのCMに出演していて、その際同じく体験撮影もしていた。
｢作ってる所見られるのは恥ずかしいんだけど｣
｢大丈夫大丈夫。
結弦くんはキッチンに立ってるの似合うから｣
｢微妙な褒めありがとう｣
飲み終わったカップを、スタッフの方に手渡す。
｢変でも笑わないでよ｣
｢うん｣
ジト目で見てくる結弦くん。
私はニッコリスマイルで返事を返した。
｢初対面の時はThe女の子って感じで、俺と話すのも恥ずかしそうだったのにね｣
｢それはそれだよ｣
｢あの時は顔見て泣いた程だもんね｣
｢あれは感動の涙。
そしてそれはもう忘れていいよ｣
｢ヤダ｣
今この人即答で返してきたよ。
｢ほら行くよ｣
｢はーい｣
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Sakura(プロフ) - milkさん» 少しでもリクエストに答えられたらと思い、共演という形をとらせてもらいました！これから少しずつ絡みなども出していけらたなと思います（汗）そのためにももっとドラマ等を見ます！！リクエストありがとうございました！ (2020年2月16日 15時) (
レス) id: 526275f0cc (このIDを非表示/違反報告)
☆。..＊アイス＊..。☆(プロフ) - 名前変換できなくしちゃったんですか？失礼なこと言ってしまい申し訳ございません！ (2020年2月15日 20時) (レス) id: b777a69647 (このIDを非表示/違反報告)
涼花 - この小説めっちゃおもしろいです！出来たらもっと山田くんと絡み多くして欲しいです！わがまま言うと従兄弟同士の恋愛可能なんでくっついて欲しいなとか思っちゃいます笑わがまますみません！これからも応援してます！またリクエストとかいいですかね？笑 (2020年2月15日 16時) (レス) id: c666baa6a4 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - 奏さん» 教えてくれてありがとうございます！ (2020年2月9日 1時) (レス) id: 526275f0cc (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 45ページの最後の方なんですけど、堂々入りって殿堂入りじゃないですかね？上から目線でイラついたらごめんなさい。更新頑張ってください！応援してます！！ (2020年1月26日 22時) (レス) id: 9ab53bd4dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sakura | 作成日時：2019年11月12日 23時
