Wartime Karriere43 ページ45
部屋に連れ込まれたAは、しばらく大人しく様子を見ることにした。
「君はリヴァイ君に負けず劣らずのいい顔をしてるな」
「そうですか」
「体の方はどうかな？」
「！？」
突然服を引っ張られ、ボタンがはじけ飛ぶ。
「やめろ！」
「いいのか？逆らえば兵団の資金がないぞ？」
「っ…」
大人しくなったAを良いことに、男が体を触る。そして舐められる。気持ち悪いぐらいに触られた。
「…ん？君は…女の子か」
「っ！」
「反応を見ればわかる」
「お、男の趣味なら…わっ！」
「女も好みだ」
そのまま軍服を剥がされ、慣れた手つきでベルトがはずされていく。半ばあきらめ、抵抗せずに身を任せているA。無理だと思ったその時、部屋の扉が大きな音を立てて壊れた。
「おい、豚野郎。俺の部下をさらってんじゃねぇよ」
「人聞きが悪いなリヴァイ君。快感を教えてあげてるだけだ」
「…あぁ？」
「私に手を出せば調査兵団の援助は打ち切るぞ？」
「勝手にしろ。有能な部下がつぶされるよりましだ」
「君の独断で勝手に…ひっ！」
リヴァイが無表情でブレードを首にあてがう。
「首を撥ね飛ばされるか、俺の目の前から消えるか選べ」
「…ひ、ひぃっ！！」
アリオスはすぐさま逃げた。Aは、どこか目が違う場所を見ていたが、リヴァイが抱きかかえると目をつむった。
「気を付けろって言われただろうが…」
服を戻し、キースに事情を報告して馬車に乗り、本部に戻る。
「くせぇな…」
本部につくとAを起こそうと試みる。だが、起きなかった。そこへエルヴィンが帰ってきた。
「ん？どうしたんだねリヴァイ？ずいぶん早かったじゃないか」
「このバカが忠告したにも関わらずクソ豚につかまったんでな」
「そうか、それは困るなぁ。…ん？ずいぶんとやられたようだね」
「俺が壇上に行ってる間につかまったからな。相当な精神的ダメージだろう」
「そうか。Aのことは任せるよ」
エルヴィンが去ったのを見送り、自室に連れて行く。とりあえず風呂に入れようとするが、Aが起きないことにはどうしようもない。
「起きろ」
「…――ん？リヴァイ…」
「起きたか、風呂に入れ」
「…っ！あ、あぁ…」
「落ち着け。ここは本部だ」
「リヴァイ…ごめん…ごめんっ！…ついて行くなって言われたのに…」
「それはいいから風呂に入れ」
「…」
「あ？」
「…リヴァイ、首に何かついてるか？」
「…痕がついてる」
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ミレン(プロフ) - カリンさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2017年1月25日 7時) (
レス) id: b76c4cbd4b (このIDを非表示/違反報告)
カリン - 本当に楽しい作品です！頑張って下さい (2017年1月24日 23時) (レス) id: 156ef3ff5c (このIDを非表示/違反報告)
ミレン(プロフ) - お気に入りの登録してくださった皆様、ありがとうございます！決してなりすましではありません；；ｗ心の底から目を腐らせてしまったことへのお詫びと、見てくださった感謝を申し上げたいと思います。 (2015年11月24日 23時) (レス) id: dbdaa525d4 (このIDを非表示/違反報告)
未恋ハンジ(プロフ) - ここに何かコメントおいてってくれると駄作者が犬のように喜んで駆けずり回ります☆ (2015年8月23日 16時) (レス) id: e4550b7e27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御煉 | 作成日時：2015年8月22日 23時
