Wartime Karriere13 ページ15
Aは、ようやく意味が理解できたとき、エルヴィンがAを呼びに来た。
「A、ちょっといいかな？」
「大丈夫…です？」
「お前が敬語使えるとはな」
「うるせぇよ…っと、すぐいきます」
茶化すリヴァイを放置し、団長室に出向くA。
「今から君には役職を与えようと思う。ここで正規の訓練を受けずに入団してやっていくなら必要なことだ。君には副官になってもらう。そして、知っての通り君は今、リヴァイの部屋にいる」
「…たかがリヴァイに、副官か？…ですか？」
「彼は、今じゃ人類最強の兵士だ。そして、調査兵団兵士長だ」
「…そうなんですか。それだけですか？話は」
「いや、君には兵団服を渡す。いつまでも、その黒いマントじゃ困るからね」
「…僕は」
「それから、仮面を外してもらえないかな？」
「あっ…忘れてました」
あわてて仮面を外す。エルヴィンはほほ笑みながら調査兵団のエンブレムの入った兵団服を渡した。マントもついてる。
「これを着ないとダメなんですか？」
「中の服は自由だから、今君のきているのでもいいが…それ以外は調査兵団として最低限の服装だ」
「…そうですか」
「今から君は。兵士長の副官という肩書がつく。そして、兵士長の代わりに働いてもらうことも多々ある。つまり、君は…副兵士長といったところだろうか」
「いきなりですか？」
「いいや、しばらくは新平の扱いとする。部屋はリヴァイの部屋だが、訓練などは全て新兵と同じだ」
「よかった…」
「よかった？」
「あ、いや…いきなり昇格しちゃったら、僕を入れるための言い訳だとしても軋轢を生むだろうし…リヴァイの評判も落ちるだろうから」
「そうか。それでは今日はゆっくり休むといい」
「はい」
「あと…君が良ければだが、リヴァイと同じように接してもらって構わないよ」
「あ、あぁ…それじゃぁ」
兵団服を持ってリヴァイの部屋に戻ると、メガネをかけた人と、リヴァイが連れて行かれた時にいた髭の男がいた。
「あ、君がA？私は、ハンジ・ゾエ！分隊長やってるよ！そんで、こっちがミケ・ザガリアス。人の匂いを嗅いでは…」
ハンジが言うと同時に、ミケはAに近寄りスンスンと鼻音をたてて匂いを嗅いだ。反射的にAは離れる。警戒心むき出しの目つきでにらんだ。
「フッ」
「そうやって、鼻で笑う。まぁ、特に意味はないんだろうけど…そんなに警戒しないでよ！」
「…」
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ミレン(プロフ) - カリンさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2017年1月25日 7時) (
レス) id: b76c4cbd4b (このIDを非表示/違反報告)
カリン - 本当に楽しい作品です！頑張って下さい (2017年1月24日 23時) (レス) id: 156ef3ff5c (このIDを非表示/違反報告)
ミレン(プロフ) - お気に入りの登録してくださった皆様、ありがとうございます！決してなりすましではありません；；ｗ心の底から目を腐らせてしまったことへのお詫びと、見てくださった感謝を申し上げたいと思います。 (2015年11月24日 23時) (レス) id: dbdaa525d4 (このIDを非表示/違反報告)
未恋ハンジ(プロフ) - ここに何かコメントおいてってくれると駄作者が犬のように喜んで駆けずり回ります☆ (2015年8月23日 16時) (レス) id: e4550b7e27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御煉 | 作成日時：2015年8月22日 23時
