その頃 ！ ページ31
「あの、いつまでこの体勢ですかね....」
10経てど20分経てどナイフを突きつけられ
そろそろ何かもうさっさと刺してくれ的なノリで
踊り出したいほどムズムズする。
「なら一緒に住もうよ、おじさん悪いことしないしね？？」
「ナイフ突きつけといて悪いことしないとか頭ポンコツですか。」
言ってることとやってる事が矛盾してるんだよ
このボケナスが！！！！
「....まだ信じてないんだね。おじさん本気だよ。ほら」
あからさまに不機嫌な顔で背中に突きつけられた
ナイフは頬へ。こりゃ恐ろしい....
「ほら、切っちゃうよ？綺麗なほっぺ」
言い終わる前に引かれたナイフが頬を裂くのが
ピリッとした傷みから分かったけど
手震えすぎて草生える。なんかもう怖いを通り越して眠い。
「痛いんだけど」
「変なことしたらもっと痛くするよ？」
「通報しますよ」
「そうなるからおじさん焦ってるんだよ。あやたちゃんが素直に動いてくれないからさぁ？」
この家に住み着いてはや5年。
一人暮らしを初めて親からの仕送りとバイト代を貯めてやっと買えた家を簡単に手放さないし
手放す以前に動くのめんどくさいとか言ったら
目玉くり抜かれそうだからやめときます。
「もう、諦めてください。貴方みたいな人は一生好きになれませんし、てかリスナーとして見てませんので」
「そうか......」
しょんぼり丸な変態野郎の腕を振り払って
振り返ればニヤニヤとしながらそのナイフを振り上げていた。
「んぇ？」
「なら死んでよ？いいでしょ」
徐々に距離を詰めて近寄ってくる変態さんから
距離を取れど動きは止まらない。
これ死んだ？詰み？やばいぞあやた。
「ほんと....無理っ！！！」
逃げるが勝ちと玄関の扉を開けようとしたとき
前から来たでかい何かに鼻を強打し、思わず泣きました。痛い。
「いた....ぁ....」
「あやた！！大丈夫？？！え？！泣いてる？！ちょなんで..ええ？？！」
「うるせぇまふまふ。だからドア急に開けるなっていつも言ってるじゃん。あやた平気？」
「やっと来てくれた....」
遅いぞと肩をたたけば
申し訳なさそうに眉を顰めるまふ。
「ごめんね、作戦会議してて。...ちょっと待ってて？」
「あやたおいで」
切られた頬を驚いたように見て後ろで唖然としてる変出者を睨みつけそのまま彼の元へと向かったまふについて行こうとしたらそっとそらるさんが腕を引いた。
「まふ？」
「あいつ怒ってるから」
「でも、ハイテンションだったよ？」
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甘蜜 蜜華(プロフ) - コメント失礼します。あの。いまっさらなんですけど、パスワードの方を教えて頂けたら……。 (2020年11月11日 3時) (
レス) id: 50ab92c11d (このIDを非表示/違反報告)
むにた(プロフ) - のんさん» 全然残しますよ〜！もし今Twitterが使えるのであれば@muni_tata に垢変したのでぜひ！ (2019年8月25日 3時) (レス) id: 31bbd45c5c (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - むにたさん» そういう訳じゃなくて、よくわからないんです、、、でもむにたさんではないので大丈夫です！残してくれると有りがたいです。復活まで待って頂けると幸いです。 (2019年8月24日 22時) (レス) id: 42e8223972 (このIDを非表示/違反報告)
むにた(プロフ) - こたろさん» パスワードのヒントはちゃんと続編に残してあるんですぜ（どや）え！！わいもすき！！！！！、 (2019年8月24日 21時) (レス) id: 31bbd45c5c (このIDを非表示/違反報告)
むにた(プロフ) - のんさん» ブロック？？私がのんさんをブロしたとかそういう事件ですか！？！ (2019年8月24日 21時) (レス) id: 31bbd45c5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むにた | 作成日時：2019年4月20日 20時
