不良品彼氏

不良品6 ページ6

ななもり「よろしくお願いいたします」

「そんなにかしこまらないでくださいよ」

ななもり「本当にありがとう」

「いえいえ、困っていたら助けるのは当たり前です」

莉犬「当たり前じゃないんだよ…他の人は…皆…」

るぅと「本当に優しい人じゃないと…できないと、思います…」

「そうなんですか、ね」

「あ、そうだ、部屋はあんまりなくて…二人で一つでも大丈夫ですか？」

ななもり「え、二人部屋？」

「あ、やっぱり不満ですよね…」

莉犬「いや、そーじゃなくて」

ななもり「むしろ逆です！」

さとみ「前に住んでたところは６人で狭い部屋だった」

「そっか、」

「じゃあ案内しますね」


「ここと、…ここと、…ここです！」

「自由に使ってもらって構いません」

ななもり「わかった、ありがとう！」

「はい」

莉犬「そうだ、俺たちレンタル彼氏でレンタルされていたはずだったのに…いろいろごめんね」

ななもり「そういえばお金は要らないよ」

「え、でも一応レンタルだから…」

ジェル「いいの、これだけのことしてもらってるのに取るわけないでしょ？」

るぅと「それに…命の恩人です…！」

ころん「……」



さとみくんところん君はおいといて

仲良くはなれてるのかな？

ちょっとずつ距離を縮めていきたいな

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