男子校の中に、1人女とか大丈夫なんですか？【twst】 (ページ6)

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錬金術って名前だけでもカッコいいページ6

You side

((ﾌｯ

先生の手に現れたのは、限定コフレ。

望んだものが出てくる…私のユニーク魔法の1つ。

貴『良ければ…差し上げます。稀に…転売目的で購入する方もいらっしゃるので…その度に、回収しているので…家にいくつかあります』

ク「仔犬…お前…」

貴『一応…私のブランドですので…来週、ネットで先行販売するシャドウがあります…ネットで買われた方は…特典として、シャドウブラシもプレゼントします…〇日の14:00頃なら…簡単にアクセスできます…』

あんまり情報を喋るのは良くないんだけど…先生は私の作ったコスメを使ってくれているみたいだし…特別に。

貴『それと…私にはA・スノウ・グレイという名前がありますので…』

ク「…失礼」

お父さん、流石だね…

やっぱり剣より言葉だよ((

((ｶﾞﾁｬ

教室に入る。

…私達、どれだけ廊下にいたんだろう((

ク「今日から、このクラスに入る事になった…A・スノウ・グレイだ」

貴『…初めまして…気軽にAと…呼んでください…宜しくお願い…します』

案の定、教室を見渡すと端から端まで男子ばかり。

皆は物珍しそうに、私を見つめる。

ク「席は…こいつの隣だ((ﾊﾞﾝｯ」

エ「いたっ!!」

先生に背中を叩かれて、痛そうに顔を歪めるエース。

貴『…宜しくね』

エ「おぅ!!」

デ「ちなみに、Aの後ろは俺だぞ」

貴『…本当？嬉しい((ﾌﾆｬ』

2人(ｷｭｰﾝ)

ク「早く席に着け。授業を始めるぞ」

((ﾎﾞｰﾝﾎﾞｰﾝﾎﾞｰﾝ

時計が鳴り、授業が終わった。

ク「今日はここまで。次は錬金術の授業だ」

貴『…錬金術？』

エ「物質を混ぜ合わせて、宝石作ったりするんだ。教室行こーぜ」

魔法士っぽい…

デ「そういえばA、グレイがラストネームになるのか？」

貴『…そうだよ。お父さんがグレイ財閥の社長で…お母さんは…ロイヤルソードアカデミーの先生なんだ…ナイトレイブンカレッジのライバル校だけど…』

エ「グレイ財閥って、世界一の大企業じゃん!!本物のお嬢様かよ!!」

お嬢様…なのかな。自分じゃよく分からないけど…

デ「そりゃ闇の鏡にも選ばれるよな…優等生は違う」

貴『…そんな事ないよ。私、人と話すの…苦手だし…面倒くさがりだし…ダメなとこばっかりだもん…私は…デュースの方が優等生だと…思う』

デ(ｷｭﾝ)