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グイグイ来る奴は、言葉で黙らせる ページ4

You side

リ「彼女は鏡に選ばれた、特別な生徒だ。学園長も納得している」

「へぇー、結構可愛いじゃん」

貴『…そりゃ、どうも』

…カッコイイ人なら、うちのショップ店員やってもらうんだけどな((

貴『あの…距離近い、です』

めちゃくちゃグイグイ来るから、腰折れそう。

「君、1年生だよね?後で、談話室来なよ。一緒に話そ」

貴『…申し訳ございませんが、私は時間を…無駄にしたくないんです…話し相手をお探しであれば…他を当たってください…リドル先輩…荷物置きたいので、部屋に連れていって頂けませんか?』

リ「あ、あぁ…こっちだよ」

よく分かんない人は、言葉で黙らせろってお父さんが言ってた((





リ「さぁ、着いたよ。ここがAの部屋だ」

ト「こっちがリドルの部屋、反対側が俺の部屋だ。何かあればいつでも来るといい」

貴『…ありがとうございます。これ、お礼として受け取ってください…』

リドル先輩には赤い薔薇、トレイ先輩には緑の薔薇の形をした小瓶を渡した。

貴『うちのブランドの…新作香水です…男性でも使える物なので…』

リ「ありがとう。大事に使わせてもらうよ」

貴『…授業って、何時から…ですか?』

ト「9時からだ。遅れないようにな」

貴『はい…では失礼します』

((ガチャ((バタン

部屋に入った。

貴『部屋広すぎ…』

1人で過ごすには、広すぎる。

まぁ…女は私だけだから仕方ない…と言ったら仕方ない。

貴『あ…クラス分かんない…』

寮に同じクラスの人、いるかな…





((ガチャ

私は部屋を出た。

どうしよう…出たのはいいけど寮の人、リドル先輩とトレイ先輩しか知らない…

誰が1年か知らないし…困ったな。

?「あれ、女の子?」

?「先輩達の知り合いかな…」

貴『ヒェッ…』

私より10cmくらい背の高い、男の子2人組。

貴『あ、あの…私、A・スノウ・グレイといいます…1年生…ですか?』

?「スノウ・グレイ…うちのクラスに来る子か?」

?「でもここ、男子校だよな?」

?「確か特待生の名前、スノウ・グレイだったけど」

貴『それ、多分…私です』





《女ぁぁぁぁぁ!?》

貴『うわ、うるさ…』
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
ハーツラビュルは、トレイ先輩推し。

誰が仔犬だよ((→←ユニーク魔法



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作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/  
作成日時:2020年8月6日 19時

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