Story32 ページ35
You side
母「よく似合ってるわよ、A」
貴『…ありがとう』
PM4:00…母さんが突然「会食に行くわよ」なんて言ったのが始まりだ。
そこからはドレス着たり、髪セットしたりと大忙し。
父さんはパーティー好きだけど、母さんは会食好きか…
貴『ところで母さん、誰と会食するんだ？相手によっては、私は行かない』
母「心配しなくても、葵くんじゃないわよ。アンタの事が気に入った人なんですって」
貴『…へぇ』
「奥様、車のご用意が出来ました」
母「すぐ行くわ。A、これ忘れてるわよ」
母さんが渡したのは、1つの指輪。
母「アンタは指が細いのね…親指以外、スカスカ」
そう言って母さんは、私の左手親指に指輪をつけた。
貴『…ありがとう、母さん』
母「ﾌﾌｯ、ほら早く行くわよ」
貴『ここって…』
着いたのは大人の街、銀座。
多くの高級店が軒を連ね、大人の世界へと誘っているようだ。
母「このビルの最上階にあるレストランで、その人は待ってるわ」
((ｺﾂｺﾂ
ヒールで優雅に歩く母さんは、周りの視線を独占していた。
…さすが、と言ったところだろうか。
貴『…母さん、歩くの早っ』
置いていかれている事に気づき、後を追いかける。
？「今のって…Aさん？」
貴『…凄っ』
最上階へ向かうエレベーターはガラス張りで、外の景色がよく見える。
目的地に近づくにつれ、見える景色はより一層美しい。
((ﾎﾟｰﾝ
エレベーターが最上階に着き、私は母さんについて行った。
「お待ちしておりました、雪宮様でございますね？」
母「えぇ」
「こちらへどうぞ」
ウェイトに案内されたのは、窓際の1番奥。
東京の街が一望できる特等席らしい。
母「お待たせして、ごめんなさいね。A、ご挨拶」
貴『…こんにちは、雪宮Aと申します』
顔がよく見えない。店が暗いからか？
？「ありがとうございます、【社長】。今日は来ていただき感激です」
…どこかで聞いた事のある声だ。
私は顔が見える場所まで近づいた。
貴『何で…』
広臣「どうも、登坂広臣です」
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
途中で出てきた人物は後々、分かります!!
お楽しみに!!
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ナル(プロフ) - 初めまして！いつも拝見させて頂いてます！プリロワ、ほぼストーリー解放させてます笑笑ハマりすぎました笑笑これからも、お話の更新、楽しみにしてます！ (2020年4月28日 23時) (
レス) id: 57df1ddcfb (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - らんらんさん» そうなんですね！待っときます！このお話もだいっ好きです！ (2020年4月5日 11時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
らんらん(プロフ) - 次世代のタイトホクロさん» コメントありがとうございます!!ずっとやりたいとは思ってるんですが、まだアプリを入れてないんです…入れたら、またお知らせしますね(*´`*) (2020年4月1日 21時) (レス) id: 88be70ad1c (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - いやなら全然大丈夫です！ (2020年4月1日 21時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - あの！プリロワやってますか？らんらん@ln率低下中さん、やっていたらお友達になりましょう！ (2020年4月1日 12時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らんらん＠In率低下中
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時：2019年4月12日 12時
